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自分の想いを言語化できるという強み

自由が丘にネイルサロンをオープンして20年目の、現役オーナーネイルアーティストcoralです。
本当に好きなことをして、本当に繋がりたいお客さまと繋がるヒントをお伝えします。

なぜ、自分の言葉が届くのか?


私は、元美容師なので、美容室を経営している友人が多くいます。

だいたい同じ歳の頃に独立して、自分のサロンをオープンしている人が多いので、短くても10年、20年以上経営している友人も多いです。

ブランディングを学んでいた時に、インタビューして気づいたことがありました。

それは、言語化が苦手な人が多い、と言うよりほとんど…

もちろん、得意な人もいるとは思いますが、私がインタビューした人達は、普段はおしゃべりで自分の意見も持ってるし、長年経営し続けているだけに、自分なりの哲学もある人ばかり…

なのに、いざ自分の考えや想いを言語化しようとすると、出来ない、苦手…

想いはあるのに、言葉にできない…

実は、私もそうでした。

10年前の私には、ブログを書くなんて、想像もできなかった。
でも、想いを伝えたい!と8年くらい前にブログらしきものを書き始めては、止め…を繰り返してきました。

それでも、今こうしてブログを書いているのは、やっぱり伝えたい!と言う想いと、書くと決めてから、ひたすら訓練し続けたから。

そして、なぜ言語化が大事かと言うと、想いが正確に伝わりやすいから。

ブランディングやマーケティングの際に、テンプレやプロが書いたそれっぽいメッセージを載せても、正直どっかで見たメッセージにお客さまは惹かれないし、どこも同じように見えてしまう。

下手でも良いから、自分の言葉で想いを伝えた方が良い。

私が考えるサロンブランディングは、
『想いを届けたいお客さまに、ちゃんと届けること。』
ちゃんとマッチングさせることです。

どんな広告媒体やSNSを使って発信しても良いけど、来てくれたお客さんに想いを伝えるよりも、来てくれる前に届いた方が、お互いのために良いからです。

その為には、ビジュアル化だけでは伝わらない想いを言語化して伝えることは、とても重要だと考えています。


オープン当時の私は、お客さまにお礼のハガキを送る為の文章を考えるのも一苦労。
何時間も掛かって書いても、想いが伝わるのか?でも、送るだけでも伝わるはず!と、テンプレ化したメッセージをひたすら送っていました。笑

それでも、受け取ってくれお客さまは喜んでくれたので、上手くなくても伝えたい想いがあるなら、どんな形でも良いから伝えた方が良いと思います。


言語化は訓練というと、大変そうだけど、技術を提供している人なら、誰でも初めは全くの素人からスタートしたはず。
ただひたすらやりたい事のために、努力しただけで、それはそんなに、辛いことでも苦しいことでも無かったんじゃないでしょうか?

届けたい相手が想像できれば、友達にLINEやチャットをする感覚とほとんどかわりません。


ひとりのターゲット(ペルソナ)宛てに、想いを伝える



私は、ひとりサロンのペルソナ(ターゲット)は、自分(または過去の自分)にするのが、最も簡単で効果的なだと思っています。

そして今このブログも、過去の自分に向かって書いています。

あの時の自分に、こんな言葉を掛けてあげたい。受け取って欲しい!という想いで書いているので、自分の言葉で、分かりやすく、読み切れるように長文にならない様に書いています。

実は、私は今でも言語化は苦手で、長文のブログを読むのも苦手。他の手段も考えたんだけど、今はこのスタイルが結局一番心地いいから書いてます。


今は、動画やポッドキャストなど、手段は色々あるので、話す方が得意な人は、色々試してみるといいと思います。

話しているうちに、書けるようになるし、書いているうちに話せるようになっていきます。
想いは心の中に留めておいても、誰かに届けることはできません。

きっと、これを読んでくれている人は、今は苦手でも必ず言語化はできる思うので、簡単なところからトライしてみて欲しい!

自分の想いを言語化できるということが、必ず自分の強みなってくれますよ!



今後も、サロンを気楽に楽しく続けるための、サロンブランディングやマインドセットについて、書いていきますので、ご興味のある方はまた読みにきてください!


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