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人生は予想外に急に終わり…次の人生が始まる-3ヶ月後に人生を終わらせると決めた【9日目】
3ヶ月後に人生を終わらせると決めた
3か月前…私はここで生きるのをやめることにした
3か月後、今の人生を辞めることにした。なんていうとなんてことだろうって思う…。
とりあえずどういうことかというと・・・
私にとって「人生」を終わらせる…とは
海外ノマド生活をしている私にとって、次の国に移動するということは、今ここでの生活が終わっていくことを意味する。もしかしたら又戻ってくるかもしれないが、そこが外国の場合は、遊びでは戻るにしても、又そこですぐに生活をすることはない。
国を変えて生活を変える時、私は今の生活が終わると思っている。だからある意味そこでの「人生(生活)」が終わり、又新し人生を始めるがごとく、まったく別の生活が待っているのだ。
仕事なども異なるため、本当にまったく違う生活が始まる。友達も変わるし、社会的地位なども変わる。だから、私にとってそこから新しい「人生」が始まるのだ。
そこで、今までしていたベトナムの「人生」をそろそろ終わらそうとも考えていた。
日本語には「一期一会」という言葉がある。今の出会いが最初で最後になるかもしれないので、精いっぱいもてなす、と言う意味がある。私は12歳の時から何度も国を移動して生きているので、今一緒に楽しく遊んでいた人たちと、その後もう二度と会えない、という経験をたくさんしてきた。
だから、私は海外ノマドをしているので、その場所を離れるときはいかなる時でもそこでの生活、人生が一旦終わる、と思っている。もうそこに戻ってくることもないかもしれない、そう思うくらいでいることもある。現に、外のSNSは滞在場所ごとに変えて、そこでつながった人たちとも切ってしまうこともある。
人生は奇想天外
今いる場所で気が付けばもうすぐ3年になる。この3年は本当に人生の中でも辛く、苦しく、そして忙しい日々だった。充実はしていただ、本当に忙しい毎日だった。
だから、ここでの生活を終わらせようかと思った。そして、終わらせる前に、改めて今後の人生についても、今いるこの場所でも、何ができるか、何がしたいか、そして今後何をしていきたいか、考えていこうと思った。
だから3か月という時間を考えていこうと思った。そして、それを考えていこうと思っていた。
しかしながら、そんな私の「人生」はある日突然終わってしまった。2023年でここでの生活も終わらそうと思いながら、でも実はその生活がこれからも継続するような状況になっていた。継続する状況だったからこそ、自分で選択して、今後どのようにしていくか…ちゃんと考えようと思ったのだ。
しかしながら、その後、現在の仕事の契約が切れる1か月前に急に「今の仕事が終わる」と言われた。1カ月では国の移動もう含め、あまりにもバタバタしてしまった。自分自身では3か月という時間を与えていたつもりが、結局その生活も継続させるかな…と考えていたところだったので、結局何も準備しておらず、まあ、もう少しここにいてみようかなと考えていた矢先、結構急に、今の生活が終わってしまったのだ。
そして私は又新しい生活を始めた
離れる前はちょっとだけ悲しいかなと思った。けれど、これが海外ノマドの特徴でもあるのかもしれないが、その場所を離れてしまうと、自分がパラレルワールドにいるかの如く、すっと次の生活へとシフトしてしまった。
私はかなりあっさりとその国を離れ、以前いたフランスに戻って来てしまった。私にとって「家」は日本ではなく、フランスなので、とりあえずフランスへと戻ってきた。
私にとって今「家」はフランスだ。というのはここに自分の家がある。日本にはもう自分の帰る「家」はない。だから、とりあえず移動をするのは日本ではなく、フランスになる。そして、パラレルワールドにでも住んでいるかのように、あっさりとフランスでの生活が始まった。
フランスで、元々決まっていた12月の仕事を始める
12月は元々フランスで仕事があって、ここに休暇と言う名で戻って来る予定をした。ただ、それは1カ月だけ戻る予定だった。それが結局次の予定が決まらないまま、とりあえずフランスの家に戻ってきた。
戻ってすぐに、フランスで今までしたいた仕事の関係の仕事を始め、そしてまた決まっていた仕事を始めた。
普通の生活が一番いい
今まで別の国にいたのが嘘のように、普通に家で食事をするような、そんな生活が始まった。
パン屋でパンを買って、2ユーロ(300円)ほどで買えるカマンベールを買って、それを電子レンジで温めてパンと一緒に食べる。
オーブンに入れた方が美味しいかもしれないけれど、電子レンジで2、3分で美味しいフォンデュになる。美味しいチーズとパンと一緒に食べる。
やっぱり、こう言うシンプルな生活が良い。と思う。急にある意味穏やかな現実的な生活が始まる。現実の世界は穏やかで、日々どんどん過ぎていく。
12月の仕事を始め、そしてやっぱり、仕事とか、人生の中で多くの時間を費やす時間を楽しく過ごすことができたら1番良いと思う。そんなことを又改めて考える日々を送る。
今、フランスに戻って、1日1日日々忙しく働いて、クタクタになって、体が痛くて、色んなことを考える時間もない。でも、こうして日々過ぎていくことで生きていることを感じることができる。
好きなことをして生きていくって難しい。
ノマドの私には珍しく、実は3年間継続してしていた仕事が、契約が終了して呆気なく終わった。このまま続けられたらきっとずっと続けたかもしれない。それがあっさり終わった。
その時はぽっかり心に穴が開いたような気がした。そこでの仕事は充実していたが、24時間寝る時間以外働いていたような気がした。充実した仕事をすることはできるけど、それが幸せに繋がっているかと言うことは別のことな気がする。
仕事に対して「熱心」だと言われて来た。でも「良い人」ではなかったかもしれない。実は仕事内容は苦手分野だった。それは始めてみて感じたことだった。好きか嫌いか。得意か不得意か、そんなことはやってみないと分からない。
だからとりあえず始めて、始めたからには最善を尽くして来たつもりだ。それでも相手が人という仕事はなかなか難しい。
そして終わったら私の気持ちもそのまま冷めた。私は好きだからその仕事をしていると思われることが多い。でも実は逆で、仕事をしているからその対象を好きになる。
そしてとりあえず「好き」を仕事にする
12月しているのはフランスのクリスマスマーケットの仕事で、それは好きでしている。だからその空間にいることが幸せでもある。
でもその前の国の仕事は充実していたけれど、好きではなかった。ただ仕事をしていたからその対象を死ぬほど好きでいた。
充実していたけど幸せではなかった。幸せだと思えた瞬間は本当に数日、数時間だった気がする。でも私はきっとあの数日、数時間の幸せの為にあの国にいたんだと思ったりもする。
何かを本気で好きになることは大変だ。好き過ぎたらそれを忘れることは難しい。けれど仕事だから好きになった場合は、仕事が終わればその気持ちもすっかり冷める。
好きが先に来た場合は、それを忘れることはなかなか難しい。けれど、何かを好きだという気持ちを持っているだけは、別に誰にも迷惑がかかることじゃないから、そのまま持ち続けて良いんだと思う。
好きなことを仕事にすることは難しい
人生は自分の好きなことをして生きていくことができない。特に仕事は好きを優先すると、待遇や金銭面など、ほかのところで苦労することもある。
私は自分にはそんな能力があるとは思えない。だから得た仕事は、その仕事をこんな自分に提供してくれた相手に感謝を込めて、仕事を好きになる。でもそれは好きなことを仕事にしたわけじゃないので、その仕事をしていることが幸せではないことがある。
仕事をしているから好きになることと、好きだからする仕事は別だと思っている。だから好きな仕事をすることはなかなか難しいよなあ。と思う。そして、好きだと思っていても、環境や自分が歳を重ねるにつれて、それが好きでなくなるとき、同じように好きでいられなくなるときもある。もしくはそ好きなものがなくなるときもある。
世の中にはいつまでもそこにあるとは限らないものもたくさんある。私が今仕事をしているクリスマスマーケットも、1570年から続くイベントだけど、コロナ禍で1年中止になった。あの頃多くの人がそんなことが起こるなんて、思わなかっただろう。
本当に世の中には永遠なんてない。それはフランス人にとって、パリのノートルダム大聖堂の火災で感じたことだったとも言う。歴史的なことも、100年も200年も続くこともものもずっとそこにあり続けることはない。
海外ノマドをしている私は、そんな永遠を信じていないし、今の人生がいつか変わってしまう、終わってしまう、と思っているので、いつも今を生きるようにして、今だけを見ているのかもしれない。
だから、そんな私が3か月後には今の生活を終わらせて、次の国へ…と考えていたら、そんな予定よりも先に、自分の今の生活が終わることとなり、とりあえず次の国にやって来た。というか戻ってきた。戻る予定ではなかったので、この先のこともまだ分からないが、とりあえず予定していた時間よりも早く自分のある生活、人生が終わってしまったかのようで、ちょっと府に落ちていないようなところもあるが、予定よりも今の生活、人生が終わってしまった。
これが、私の3か月で人生を終わらせる計画だった。私の海外ノマド生活は、数年単位で国や都市を移動しているので、私にとってはそれがパラレルワールドのような世界に生きている感じでもあり、だから今いる国を移動するときは、その生活(人生)が終わってしまうような、そんな感覚でいる。
ただ、今回の計画は、計画通りにいかず、それよりも前にその場所での生活が終わってしまい、そしてとりあえず行ける場所、として自分の家に戻ってきて、又昔通りの生活が始まった…と言う感じだ。
結局、大きな意味での人生についていろいろ考えてもみたが、その場所での人生において、何もできぬまま、とりあえず出てきてしまったような…そんな感じだ。それでも、改めて今までの生活を振り返ってみても、今戻ってきた家での生活は平凡だけど穏やかで、もしかしたらそれが一番の幸せなのかもしれない、と思ったりする。
★この話しはフィクションでもありノンフィクションでもあります。
決心はしたので、これから3ヶ月、リアルな状況を綴っていこうと思っています。結局3ヶ月過ぎる前に、色々変化もあり…結局予定通りには書くことはできなかったのですが、この3か月色々考えることができた。かなと思う。
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