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人生の道すじのつくりかた

海外移住を目指す人の悩みってなんだと思いますか?

関連サイトにはよくこういう相談が寄せられるそうです。

将来は、海外移住を検討していて、まだ何も決まっていないのですが、何から始めればよいでしょうか?

超ざっくり質問w

私はてっきり「海外での収入問題」「VISAどうやって手に入れるの問題」が圧倒的に多い悩みだと思ってました(もちろんこれも多いようです)。

ただ、上のような質問が来るということは、そもそも「自分がなぜ海外移住したいのか、その目的が明確になっていない。詰めきれていない」可能性もあるのではないかな、と思い、こんなことを呟きました。

大谷翔平選手が高校時代に行っていたことで話題になった「マンダラート」です。

実はこのネタ2回ほどつぶやいているのですが、2回ともそれなりに反応をいただきました。(まあ、つぶやき内容が有益だったというよりは、マンダラートさまさまですが)

私も話題が過ぎ去った頃にふと思い出して、試しにやってみたのですが、これがまたすごく整理されました。

なので、「なぜ海外に行くのか」「海外移住を含めて、自分はどんな人生を歩みたいのか」あたりを整理するにはもってこいだと思っています。

マンダラートの作り方

説明するほど難しいものでもありませんが、、

①「真ん中のブロック」の「真ん中マス」に目標を書く
→これは、中長期的に叶えたい夢でいいかなと思っています。どういうことをやっている自分になりたいか。

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②その周りの8マスに、叶えるために必要な要素を書く
→これ途中までいい感じに進むのですが、後半悩んで8つ埋まらなかったり、逆に色々要素があり過ぎて書ききれなかったり。コツは、同じレイヤーの要素にするということですね。

例えば、
「ビジネススキルを磨く」と「人間力を磨く」は近しい。
「マーケティングを学ぶ」と「会話力を鍛える」は近しい。
一方、
「ビジネススキルを磨く」と「会話力を鍛える」
は、概念の大きさがちょっと違う気がする。ビジネススキル>会話力

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③その8要素それぞれを叶えるために必要な事をさらに周りに書く
→周りのボックスにそれぞれ8つの要素を並べて、その8つの要素を叶えるために必要な要素をさらに書き連ねる。ここら辺が思いつかなくなって、一番苦労するところなので、いろんな人のを参考にしながら書くといいと思います。(「マンダラート」で画像検索するといっぱい出てくる)

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ちなみにビジネス系だとこんな方のがありました。

曼荼羅02

これはちょっとハイスキル過ぎて参考にならないパターンなのではw

引用元:こちら

マンダラートで道すじを作るメリット

①自分の本質的な欲求、もっとも大事にする価値観と向き合える
→意外と「こういう仕事したいな〜」「こういう人と付き合いたいな〜」とかは普段から思っていても、100年近い人生で『これができたら悔いのない人生だったと言える』ことって、真剣に考えないと思うんです。

自分と本気で向き合う機会を作るってのはやってみるといいものです。あっという間に時間過ぎちゃいますもんね。

②「行きたい国」と「夢を叶える国」は違うかもしれない
→例えば、私は「最終的にはハワイに住みたいな〜」と思っていますが、私が叶えたい『ソーシャルグッドな仕事をする』『社会課題をコミュニケーションの力で楽しく解決する』というものは、ハワイでは叶わないと思うんです。だって楽園だもの。

もちろんハワイにも社会課題はあるけど、「ハワイの社会課題」と「途上国の社会課題」だと、(単純比較はできないけど)やっぱり危機感が強いのは途上国の方だと思うんです。

そしてそういう仕事をするためには、「CSR、CSVへの理解がある企業」と「利益を伴わない事業に投資する資本力」が必要。その方が、より大きな影響力を持てる。と思ったから、アメリカを選びました。(ここら辺は細かく話しだすと長いので省略します)

なので、「海外に移住することが目的」になってしまわないよう、長い目で自分は何をしたいのか見定める。そして、それに適した国を選ぶことは大事だと思います。

③日本でも前もって戦闘準備できる
→そうして長期的な道すじが見えてくれば、「その国に行くための準備」だけでなく、「その国に移住できたら、どういう行動をとるか」。「そのために日本にいる時から準備できることは何か」を想定できる。

移住してからの準備期間を短くできるので、効率的かなと思います。

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以上、なぜ私が「マンダラ」「マンダラ」言っているのかを書いてみました。

友達と一緒にみんなでやって発表し合うと「この人はこんなこと考えていたんだ〜」という発見ができて楽しいですよ。

ぜひお試しください。

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