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まずは、ご挨拶とかんたんな自己紹介を。

こんにちは。

はじめまして、大東公民連携まちづくり事業株式会社〈コーミン〉取締役・まちづくり事業部長の入江智子です。

コーミン。

ムーミンやユーミンみたいに、親しみを込めて呼んでくださいね。
さて、何をする会社だと思いますか?

コーミンは、大阪府大東市が出資し2016年末に誕生しました。市の持つ遊休資産や知的財産を磨き、稼ぐまちづくり事業を営む株式会社です。この3月、健康まちづくりに取組む市内の2企業からも増資を受け、ちょっぴり成長しました。

人口が減少し、自治体の財政難が続く中では、市民や民間が主体となって自分たちが居心地の良いと思えるまちをつくっていく、新しいやり方が求められています。民が投資をするところに、公も投資をする。それぞれが単独でサービスを行うよりも市民全体の利益になる時、公と民は連携して事業を行うのがイイのです。

そんな公民連携事業を手掛けているのがコーミンです。事業についてはまた追ってお話ししますね。じつは住道駅前でやっている「ズンチャッチャ夜市」なんかも、事業のひとつなんですよ。

かくいう私自身も、コーミンな存在です。市役所を3年間の猶予で一度退職し、民間人としてまちに飛び出しています。ただ、周囲からはどうやら「片道切符」と言われています。

あ、株式会社にしたのは、コーミン自体が率先して稼ぎ、次のまちづくりの原資を確保しつつ、大東市に土地代や税金を納めるためですよ。事業を通じて、どうすれば地域でお金が回るか、エリアの価値が上がるか、持続可能なまちとなるか、地域の課題とマーケットと向き合いながら考える日々です。

全国チェーンのコーヒーショップにも入るけれど、旧友をもてなすのは地元のとっておきの美味しいお店。子どもの入学式に着ていくスーツはプチプラでも、胸元のコサージュだけはお気に入りの地元作家さんのもの。気の合う仲間と思い立ったら自転車でBBQに出かける。こんな、素朴で豊かな暮らし方の提案もしています。

コーミンのビジョンは「健康な暮らしをつくるまち」です。

住み慣れたまちで、誰もが何歳になっても、人と関わりながら、活動的に生活を送ること。この健康な暮らしを公民連携でつくっていくのがミッションです。

全国的にもまだまだ珍しい「公民連携を核とした株式会社」ですが、活動の範囲はすでに大東市のフィールドを超え、日本各地に広がりはじめています。

あらためて〈コーミン〉をどうぞ、よろしくお願い申し上げます。


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