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映画評 『ソング・トゥ・ソング』 凄く綺麗なクソ

評価:☆☆☆☆(5つ星採点)

音楽の街 オースティンを舞台に夢を追い求めて模索する男女4人の人間模様を描く
と、どっかのネットでのあらすじに書いてあったけど見終わった後にはよく覚えてない

毎回賛否両論、植物の緑と逆光撮らせたら世界一のテレンス・マリック監督の作品、私は結構ファンなんですけど

昔は、もう少しは哲学性とか有った気がする
近作は男と女がいちゃついて分かれるだけのバカ映画、
話をまとめきれないのでモノローグにばかり頼る、映像だけのバカの作った映画ばかりに見えてしまうのがちと苦しい

実際はハーバード大学を首席で卒業して、ソルボンヌ大学で哲学の教授やってたりするんですけどね…

1998年の『シン・レッド・ライン』や

2005年の『ニュー・ワールド』あたりまでは凄く良かったと思うのだがなあ
まだ舞台やキャラクターの立ち位置設定に凝っていたので、恋愛とか人間関係以外にも見れる部分が多かったからね

それでも

宇多田ヒカル&庵野秀明にこんなテレンス・マリックのまねっこPV作らせてしまうぐらいに今でも世界に影響力があるのだ

その功績は認めねば


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