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最近眠れていますか?【自律神経編】

”十分な質の良い睡眠をとりたい。“そう思っている方はとても多いと思います。ところが、現代を生きる私達にとって、毎日平均して十分な睡眠をとるということは、意外と難しい課題のような気がします。

ただでさえ忙しい現代人が、勉強や仕事、自分がやりたいことをする時間を確保するためには、睡眠時間を削るしかないと言われているからです。

睡眠障害には、夜ベッドに入っても数時間寝付けない、夜中に何度も目が覚める、などがありますが、この問題に共感する方はとても多いと思います。私が普段行っている足ツボ療法も不眠に効果はありますが、それだけでは対応が難しい不眠もあります。

今回は私の経験も踏まえ、数回に分けて“一生手放したくない”と思えるほど価値のある睡眠改善方法をここでシェアしたいと思います。

【睡眠改善方法① 自律神経の乱れを治す】

夜は交感神経を休めて、副交感神経を優位にするために、お風呂に入って体を温めたり、ハーブティーを飲んだり、とにかく精神的にリラックすることがとても大切です。眠りに必要なメラトニンというホルモンがスムーズに眠りへと誘導できるようにする為でもあります。ところが、そのサイクルが上手く働かない人がとても増えています。その最大の原因はストレスです。

交感神経と副交感神経のバランスは、心の状態にかなり左右されます。誰にでも心配事の1つや2つはあるものですが、その心配事が深刻だったり、解決方法がわからずに一人で悩んでいると交感神経が休まらず、ずっと緊張した状態が続き、頭の中の思考が止まらない状況に陥ります。それによって、眠れなくなるのです。

では、その思考を止めるにはどうしたらよいでしょうか。

以前の投稿にも書きましたが、私の生活には仏教があり、何か問題が発生した場合はお坊さんから直接アドバイスをいただきます。

仏様の教えに従って実践を重ねる生活を送っていれば、何かが起きた時でも必要以上に心が揺らぐことなく、一旦発生した不安な気持ちから「大丈夫」と言うポジティブな気持ちに切り替える習慣がつきます。

この「大丈夫」と思える心こそ、自律神経の乱れを治す一番のお薬です。

不安な気持ちにとらわれて眠れない夜を過ごすより、1日も早く「大丈夫」という気持ちを手に入れて、交感神経を休ませてあげて下さい。

ストレスのない生活を手に入れる事はできなくても、ストレスを上手に扱える心を手に入れる事が出来る。それが仏教です。これから先も「大丈夫」と思える心があれば、一旦頭をよぎった心配事について、それ以上深く考えることもなくなっていきます。
その積み重ねで、次第に良い睡眠パターンに繋がっていくはずです。

特にベッドに入ってから眠るまで、何時間も時間がかかる事はとてもつらいことです。今、ツラい思いをしてる方は是非今日から仏教に触れ、寝付きが良くなる事を実感して欲しいと思います。

毎週月曜日更新。次回は7月1日です。★


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