ナンパで一人の女性を救った友人の話
「ナンパ」と聞くと、男性女性関わらず、抵抗感を覚える方は多いのではないでしょうか？
私もナンパに対して「チャラチャラした奴が、恥ずかしげもなく人前で下心をさらけ出し、女性を口説く迷惑行為。」ってイメージがありました。
でも、ナンパって実は人を勇気付けることができるものなんじゃないか。そう思わせてくれた友人の話をしたいと思います。
その友人は、私にナンパを教えてくれた師匠でもあるのですが、彼には1つのポリシーがありました。
それは、
声をかけた女性に暴言を吐かない
ナンパって、声をかけても無視されることの方が多いです。10人に声をかけたとして、8人無視くらいの確率ですね。
そうやって声をかけても無視され続けると「ちょっとくらい立ち止まってくれたっていいじゃないか！」と憤りを感じ、舌打ちや暴言を吐いてしまいたくなるんですが…
友人はそんなことを一度もしませんでした。
「こっちから相手の時間を奪って話しかけているんだし、立ち止まって話を聞いてくれたら感謝の気持ちしかないよ。だから俺は、どんな子にも「ありがとうございました。」って言って立ち去るようにしてる。」
めっちゃイケメンやん。
これは、彼がナンパをコミュニケーションの一環だと思っているからこそ、こういうマインドでいられるんだと思います。
そして、そんな彼は、ナンパを通して色んな人間関係を築いていました。
友人が、駅で見かけた年上の女性に声をかけて連絡先を聞いたときのこと。
しばらくすると、その女性から1通のLINEがあったそうです。その中身を見せてもらったんですが、内容が衝撃的でした。
その内容を思い出せる限り、書き起こしてみますね。
○○さん（友人の本名）
さっきは、声をかけてくれてありがとうございました。
あの時、言い出せなかったんですけど、実は私、既婚者なんです。
でも、結婚してからというもの、夫に女性として見てもらえる機会がどんどん減っていて、女性としての自信をなくしていました。
そんなときに○○さんが話しかけてくれたおかげで、私も一人の女性として見てもらえてるんだって、すごい自信になりました。
ありがとうございます😊
このLINEを見て「お前まじかっけーな。」ってなりました。
たまたま出会った一人の女性に、女としての自信を取り戻させ、元気を与えて、何もせずにただ去っていく。（LINEはしっかり聞いてましたけどねw）
まさに男の鑑だなと。
こんな感じで、ナンパを通して色んな体験をしているのですが、もう一つ衝撃だったエピソードを紹介します。
それは、友人が社員旅行で沖縄に行った時のこと。
彼はいつものように、沖縄の国際通りでナンパしていました。（社員旅行でもナンパすんのかいｗ）
自由行動の時間に、同僚と飲み屋に入ったとき、2人組で飲んでいた女の子に声をかけました。
話を聞いてると、女の子たちは名古屋から旅行で沖縄に来ていたそう。
その日は楽しく飲んでそのまま解散したそうなんですが、次の日、泊まっているホテルでバッタリ再会。
「すごい偶然だね！」と意気投合し、その場で連絡先を交換。
社員旅行の後も、そのうちの1人と連絡を取り合っていたそうなんですが、数日後、なんと友人は1人で名古屋に遊びに行ってました。
その女の子が眉毛サロンを経営しているとかで「遊びに来てくれたら眉毛整えてあげるよ！」と言われて、本当に行ったらしいです。
午前中は、普通に名古屋を観光して、その後、女の子と合流。
眉毛を整えてもらい、おいしいお店を紹介してもらって、めちゃくちゃ名古屋を満喫してました。（ちなみに、眉毛サロン代はサービスで無料にしてくれたそうです。）
この話を聞いたとき「ナンパってすごいなー」って思いましたし、ナンパを通して、人に良い影響を与えたり、交友関係を広げている友人をみて、尊敬の気持ちがすごかったですね。
それと同時に、友人のような良いナンパをする人が増えたら、世の中ハッピーになるんじゃないかなと思ったので…
私も話しかけるときは「いきなり声かけられてびっくりしたけど、なんか面白い人だったな😊」と思ってもらえるように、面白い会話の引き出しをたくさん勉強してます。
最近面白いなと思ったのは
「よかったら今度、お茶かチャーハンでもいきませんか？お姉さんチャーハン好きそうな顔してたんでw」
「めちゃくちゃタイプで声かけちゃいました。今GoogleMAPで美人って検索したらお姉さんがヒットしたんですよw」
この2つですかね。よかったら使ってみてください(笑)
ナンパは、誰でもできる慈善活動です👍
Ryotaro
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