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あなたの中の料理上手って概念覆します。

どうも。あなたの心の料理人、クッキングメンター達也です。

今回は『料理上手って言葉をアップデート』ってことでお話したいと思います。

世間の料理上手って言葉のイメージは確実に古臭いと思う。
年寄りジジイが家事は女の仕事って勝手に押し付けた価値観
今みたいに働けず、自由がなかった年配の方のせめてものマウンティング
それが「料理上手」って言葉だと思うのです。
今の時代に合わせてアップデートしていきましょう!!

クッキングメンターとは?と引っかかってしまった人は
こちらの記事をお読みください。

料理教室で先生をしてるとよく出くわす場面があります。

「じゃあまずは下ごしらえで野菜の皮をむいていきましょう!!」
「・・・。あの・・・すみません、ピーラー使ってもいいですか?」

僕はその時にピーラーを渡します。
そしてこう伝えています。
「どんどんピーラー使いましょう。」
「申し訳なく思う必要はありません。」
「早く安全に皮がむけるならピーラー使いましょう。」
「無理して包丁を使う必要はありませんよ。」と。

どうしてみなさん包丁で皮をむくことにこだわるのでしょうか。
生徒さんに聞いてみると、
料理上手な人って包丁で綺麗に皮をむくイメージ。

料理上手=皮を包丁でむくイメージ
このイメージ、価値観、基準はどこからどのように生まれたのでしょうか

さらに質問していくと
おばあちゃんは上手に包丁で皮をむくからなど。
生徒さんよりも年配の方がそうしている印象が強いからということでした。

僕は無理して包丁で皮向く必要はないと考えています。
今の時代女性の就業率は増加傾向にあります。昔よりも女性の方たちが働けるようになったり、共働きなどの増加、娯楽やSNSなどが増えて料理にさける時間が少なくなってしまっている事もあるかと思います。

60歳以上の年配の方からは昔は働き口が少なく、専業主婦をするのが当然だった。旦那に稼いできてもらって家の事は自分がやるという世の中だった。良くも悪くも夫婦分業制の時代だったと聞いたりもします。

今は仕事もしなければならい、
昔に比べると余暇を楽しむ術がたくさんある。
とにもかくにもやることがたくさんある世の中です。
女性が料理にかける時間が自然と確保できていた昔と今とを比べてしまうのはちょっと厳しいと思います。

料理に手をかけるだけの時間が確保できていた昔
料理以外にもやることが増えてしまった今とでは

料理にたいする考え方も変わってきますよね。

今ほど便利な調味料などもなく、時間も確保できたなかで
昔は料理は丁寧につくるもであり、家を守る女性の必修科目でした。
しかし
仕事や育児、刺激的な娯楽があふれている世の中で
今は料理はいかに短時間で効率よく、楽に作るか
という考え方になってもいいともいます。

その中で皮を包丁でむく必要があるのかどうか。
やることが多い現代で包丁技術を磨いておく時間があれば
他の事に時間を割り当てたほうがいいと思うのです。

楽にできることは楽にやって時間を有意義に使ってほしいと思います。
そして上の世代、お年寄りが作り上げてきた価値観やマウンティングに惑わされずに
今の、現代に適したフィットした料理上手になっていきましょう!!

自分なりに工夫して楽して楽しめるようにするのが
料理上手だと僕はおもいます。
技術や段取りなんて作り続けていればいつか身につくもんです。

今日はお料理の技術の話ではなく
メンタルのお話でした。

自分の技術の未熟さを嘆いて料理から遠ざかるよりも
楽して簡単にできるようにて、料理に対する心理的ハードルを
下げて低くして、心軽くしてお料理を楽しんでいきましょう!!





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