悪魔が囁く6月

noteを更新しないデメリット、それは傲慢になること。自分を客観視できなくなるから。
リアルとネット。本音が転がってるのはネットの世界。他の人が感じていることを読んで、同感して救われることだってある。
それがここのところあんまりnoteを開いていなかったから、建前と愛想笑いばかりのリアルの世界で本心が孤立していた。誰とも交わることもなかった。傲慢になっていく私に不運は襲いかかった。
人と関われば関わるほど、あれこれ相手の心理を読んで疲れてしまって全然楽しくない。むしろ疲れる。人と話すというストレス発散の方法は私には向かないということが分かった。

今年いっぱいは今の会社を続けようと思っているけど、上手くいかないことだらけだ。
上司に環境の改善を求めて相談したら、「我慢する」もしくは「諦める」しかないと言う。それが嫌なら辞める。暗黙のルールみたいなもの。
加減して本音を言っても、驚かれるようじゃお話にならない。話し合いも同僚との関係を悪化させただけで、時間の無駄だった。

結局、明るくてサッパリしててあっけらかんとしている人が好感を持たれる。私みたいにうじうじしてる癖して、解決策を探し求める奴はめんどくさいと思われる。

夫が大好きだった元カノもサッパリした明るい人だった。その明るさが好きだったと。
そう、そんなことも全部全部分かっているのに表向きだけでも嘘をつき続けられない。顔や態度に出てしまう。
外に出すことで誰かの助けを求めているわけじゃない。きっと本当に一人の時間がほしいだけなんだと自分自身を分析してみる。
今、森の中に行って鬱蒼と生い茂った緑の上を裸足で駆け抜けてみたい。木々に囲まれたスパでマッサージを受けたい。足の裏から頭のてっぺんまで全てほぐしてほしい。終わったら美味しい紅茶を飲んでほっと一息ついて、いつまでもただ植物だけを眺めていたい。この思考だけでその場所へ辿り着けないだろうか、目を閉じてなるべく感情も味わおうとする。
嘆くのは終わりだ。そこへいつでも行けるんだと、思考の力を信じてみる。こんな無駄と思われる内容も、ただ嘆いて泣いているよりかは数倍マシだと思われる。
過去に色んなルートがあって、どの道を選んだら正解だったのか考えてみたところでどれもパッとしないから、過去を悔やむ必要もなさそう。どの道、今に辿り着くんだという結論に達する。
思考することは時に不幸だな。だからもう森の中でマッサージを受ける妄想もやめた。
考えるのをやめて身体を動かす。そしたら休む。また考える。やめて身体を動かす。
そうやって自分を騙し騙し潜り抜けて行くしかない。

なんだって仕方ないよ。
出過ぎた行動をしてしまったのも不穏な6月のせい。
勝ちに行くつもりだったのかもしれない。

『諦める』

『戦わない』

『気にしない』

こんなこと分かってるよ、とふんぞり返っているようじゃ私もまだまだだな。
さっさと諦めて幸せになればいいんだよ。


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