見出し画像

超初心者限定!オンライン男の料理ワークショップ(前編)

コロナ禍の外出自粛期間真っ只中、5月末から6月中旬にかけて行われた、超初心者男子限定の「オンライン男の料理ワークショップ」。現在開発中の「図解レシピ」を活用した料理ワークショップは初めての開催。

しかも、“超”初心者男子限定という募集にどんな方々が集まってくれるのか、本当に包丁も握ったことがない人だったらどこから教えよう・・、そもそも応募者がいなかったらどうしよう・・。そんな不安と期待が入り混じる中、応募を始めました。

蓋を開けてみれば、ワークショップが終わった今でも、メンバー同士でそれぞれの料理にコメントし合うなど、「料理」をキーワードに集まった料理男子同士強い絆が生まれるほど。最終回では、講師の小竹と助手の藤田が感極まるシーンさえ・・。

ということで、詳しく振り返っていきます!

1.募集条件
2.参加メンバー
3.ワークショップの内容
4.ワークショップのポイント(後編の記事で)
5.振り返り(後編の記事で)

1.募集条件

募集条件はこの4つでした。

①料理超初心者の男性
②在宅ワーク中
③既婚、共働き
④お子様あり(〜12歳まで)

なぜこの4つの条件にしたか。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための4月・5月の外出自粛期間中、在宅勤務する方が増え、加えてお子様の学校も休校中。共働きで、お子様が自宅学習をされている家庭は、三度のご飯が大きな負担になっているご家庭も多かったと思います。そんな状況で、「自分が料理ができるようになればもっと貢献できるのに…」「そもそも料理スキルがなく戦力にならず、家庭での居場所をなくしています」「お父さんの料理じゃなくて、お母さんの料理がいいと子供に言われて凹みました」という男性の悩みの声をよく耳にしました。
一方、巷ではオンライン料理教室をやっている人も見かけるけれど、そもそも料理ができない自分は蚊帳の外...なんて方も多かったのではないでしょうか。
本当は料理スキルを身につけたいけど、今までタイミングを逃してきた男性たち、特に①〜④に当てはまり、即戦力として家庭に貢献したいと思っている男性に向けて開催することになったわけです。

2.参加メンバー

おそらく、超初心者男子は、料理教室に参加すること自体に勇気がいることだと思います。ましてや、オンライン開催。
そんな状況の中、全国各地から料理超初心者男子たちが手をあげてくれました。

志望動機を見てみると、
『段取り力を向上させて、キッチン使用権を獲得したい!』
『包丁の正しい使い方を覚えたい(今月3回ほど指を切っているので)』
『複数の品を同時に作れるようになりたい』

料理が得意な奥様の手前、良かれと思って料理にトライしても、長時間キッチンを占拠することを嫌がる奥様。自分がキッチンを使うことを奥様に拒絶されていますと寂しいお悩みも・・。我々運営陣も人肌脱ぎます!という気持ちになる志望動機ばかりでした。

そこに加えて、一部条件に当てはまらないけれど参加したいという高校生・大学生から応募がありました!
『僕は高校生で、応募条件の多くに当てはまりませんが、すぐに申し込みをしています。』
『会社から帰ってくる母が楽しみにしている夕飯作りを、いつまでも祖母に任せておくわけにはいかないと思い、自粛期間をきっかけに料理を始めました』
『昨年食品ロス問題について勉強し、日々の料理の仕方で家庭から出る食品廃棄物は減らせることを学びました。しかし、なかなか肝心の料理をする機会がありません。』

ご家族のために料理ができるようになって役に立ちたい、勉強していることに生かしたい、将来農家になりたいから料理スキルを身につけたいなど、素晴らしい心意気の学生たち。そんな3名の学生たちをスペシャルチャレンジャーとして歓迎し、全部で5名の超初心者料理男子が集まりました。

3.ワークショップの内容

期間は2週間。うちオンラインワークショップは毎週土曜の計3回。その他は、復習。このようなカリキュラムで行いました。

《1》オンラインワークショップ① 5/30(土)11:00〜12:00
 基本的な切り方レクチャー(玉ねぎみじん切り、ピーマンみじん切り)
《2》復習期間 5/31(日)〜6/5(金)
 ナポリタン、チンジャオロース、親子丼
《3》オンラインワークショップ② 6/ 6(土)11:00〜12:00
 2品同時調理を実演(生姜焼き+味噌汁)
《4》復習期間 6/7(日)〜6/12(金)
 生姜焼き+豆腐と小松菜のお味噌汁、回鍋肉+ナスの中華風サラダ
《5》オンラインワークショップ③ 6/13(土)11:00〜
 各自、自分の好きなレシピで図解レシピを作成して発表

果たして2週間で超初心者男子たちは、どんな成長を見せてくれるのでしょうか!
まずは、オンラインワークショップ初回と最初の1週間の復習期間を振り返ります。

《1》オンラインワークショップ①
初回は自己紹介からスタート!東京、神奈川、埼玉、静岡、兵庫の料理男子の皆さんが集いました。

スクリーンショット 2020-08-25 10.56.02

初回は、包丁の使い方からということで、基本的な切り方のレクチャー(玉ねぎみじん切り、ピーマンみじん切り)から始まりました。
まずは、超初心者男子の皆さんのお手並み拝見ということで、講師と助手が見守る中、自由に玉ねぎのみじん切りに挑んでもらいました。

スクリーンショット 2020-08-25 13.43.04

おぼつかない手つきで、みじん切りというよりかは粗みじん切りではありましたが(笑)、講師からのレクチャーもあり、なんとか玉ねぎとピーマンのみじん切りをもクリア!

スクリーンショット 2020-08-25 10.50.16

その後、みじん切りにした玉ねぎとピーマンを使い、チャーハン作り。
パラパラ具合を確かめ合いながら中火で丁寧に炒め、皆さんちょうど良いパラパラ具合になりました!

スクリーンショット 2020-08-23 16.02.50

盛り付けに、ネギを添えたり、お茶碗で丸く形を整えるだけで、中華料理屋さんで食べるチャーハンのような、皆さんとても綺麗な出来栄え!

そして、2回目のワークショップまでの1週間は復習期間。皆さん、早速チャーハンの復習もしてくれました。

画像10

チャーハンの復習とともに、それぞれ初回ワークショップの振り返りもしてくれました。

画像9

スクリーンショット 2020-08-25 23.10.03

加えて、次のワークショップまでの宿題は、今回のワークショップのテーマである図解レシピを活用して、「ナポリタン」「チンジャオロース」「親子丼」にも挑戦すること。皆さん初回のワークショップで自信をつけたのか、抵抗なく挑戦してくれました。

スクリーンショット 2020-08-25 22.59.49

(参考)図解レシピ「チンジャオロース」

スクリーンショット 2020-08-25 22.53.31

画像10

中には新しい包丁とまな板を購入した方も!先生の教えの通り、包丁を研いでみたら、今までの包丁とは段違い!と感動の様子。友人が家庭菜園で作った玉ねぎを使用された方も。皆さん料理を楽しんでいる様子が伝わってきますね。

スクリーンショット 2020-08-25 18.26.10

スクリーンショット 2020-08-25 23.02.48

わずか1回のワークショップで、料理の楽しさに気づかれたようですね〜!料理を楽しんでいる様子が、写真からも感じられます。

もう1品料理は問題ないですね。
しかし、重要なのはここからです。2回目のワークショップは2品以上の同時調理。
超初心者料理男子たちは、ついてこられるのでしょうか。

後編に続く・・・

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

サポートありがとうございます!毎日の料理を楽しみにする料理男子が増えるよう、これからも活動していきます🍳サポートは、シェアやコメントをいただけると嬉しいです❣️