見出し画像

超初心者限定!オンライン男の料理ワークショップ(後編)

ステイホーム期間に開催された、料理超初心者男性のためのオンライン男の料理ワークショップ。超初心者限定!オンライン男の料理ワークショップ(前編)では、初回ワークショップとその後の1週間の宿題に取り組む様子をお伝えしました。


そして2回目のワークショップではついに2品同時調理に挑戦!
初回のチャーハンだけの1品調理でもてんやわんやだった料理超初心者男性たちが、1週間後に「しょうが焼きと味噌汁」の2品同時調理に挑戦したわけです。

しかし、初回とは顔つきも変わり、宿題もこなして、なんだか自信をつけた様子。
前回までの振り返りをすると、「チンジャオロースの竹の子の細切りのポイントを教えてください」「中火と強火の使い分けはどうしたらいいですか?」など、質問もだいぶ具体的になってきました。

まずは小竹先生のレクチャーで一連の流れをお見せして、皆さんで一斉に実践。初回のチャーハンで玉ねぎのみじん切りを経験したからか、玉ねぎの薄切りも、キャベツの千切りも落ち着いた様子。

スクリーンショット 2020-11-18 3.04.54

全ての材料を切って、調味料の準備もできたら、しょうが焼きと味噌汁を同時に火入れしていきます。皆さん少しぎこちなさもありながらも、落ち着いて二刀流でしょうが焼きと味噌汁の同時調理に成功!

盛り付けの美しさにも気を遣えるほど、だいぶ余裕が出てきました。
皆さんのしょうが焼き、とっても美味しそうですよね。

スクリーンショット 2020-11-18 3.43.26

そんなこんなであっという間に2回目のワークショップも終了し、残すはワークショップ最終回。皆さん、この短期間で2品同時に作れるようになったんです。
ただ、本当にできるようになるためには復習が大事です。ということで、ワークショップ最終回までの復習期間の宿題も、2品同時調理。皆さんたくさん挑戦してくれました。

画像3

森田さん作「肉じゃがといんげんの胡麻和え」

麻婆豆腐

辻田さん作「麻婆豆腐と胡瓜の中華サラダ」

皆さん、宿題で回数を重ね、2品同時調理もすっかり慣れた様子。
そんな復習の1週間を経て、あっという間にワークショップ最終回です。最終回は、それぞれが自分の好きなレシピでオリジナルの図解レシピを作成し発表するという内容。

森田さんは、「ハンバーグと人参のポタージュ」の図解レシピを作成してくれました。あえてお子様の苦手な野菜を活用し、お子様に食べてもらえるようにと愛と工夫の詰まったレシピ。お子様と一緒に試作もされて、シミュレーションばっちりの図解レシピが完成しました!お見事でした!

森田さん2

森田さん

吉田さんは「ぶりの照り焼き、小松菜と厚揚げのさっと簡単煮、もやしの溶き卵味噌汁」の3品同時調理の図解レシピを作成。焼き魚は焼くだけなので、複数レシピの同時調理初心者の方にすごく向いています。ナイスセレクトですね!

ぶりの照り焼き1

ぶりの照り焼き

辻田さんは、コロナで世界には行けないけれど料理で世界を楽しみたいということで、「パエリアとアホスープ」の2品同時調理の図解レシピを作成。見た目もおしゃれですし、料理超初心者男性だったはずが、世界を感じられる料理を作れるようになった成長スピードにアッパレです!(これをきっかけに世界の料理にチャレンジしたい欲が高まり、この後辻田さんは様々な国の料理に挑戦されました)

画像9

画像10

小池さんは家庭菜園で収穫したズッキーニをテーマにした2つのレシピで図解レシピを作成。“将来農家になりたい!”という小池さん、野菜への愛情を感じるレシピのナイスチョイスでした!野菜が生き生きしていますね!

画像11

画像12

画像13

最後は水嶋さん。「オムライスとオニオンスープ」の2品同時調理の図解レシピを作成。ご家族分のオムライスを作るのは時間がかかりましたが、その苦労も伝わる美味しそうなオムライスが完成しました。ちなみに、ケチャップがなかったので、急遽ケチャップを手作りしたそうですよ!もう完全に料理初心者は卒業ですね。

画像15

スクリーンショット 2020-11-18 4.19.20

そんな皆さんのオリジナル図解レシピをプレゼンするワークショップ最終回。皆さんとても気持ちの良い表情で、”料理超初心者男性”を卒業されていきました。

4.ワークショップのポイント

さて、今回のオンライン男の料理ワークショップを通して、参加者の皆さんの料理スキルが向上した要因はどのような点だったのでしょうか。

一つは、「自信をつける」
たった2週間ですが料理ができようになる成功体験を積んだことで、しかも1品料理ではなく複数料理の同時調理を成功させたことで、”自分は料理ができる””自分は難しいマルチタスクにも対応できるんだ”と確信したのです。(錯覚に近い)「意外と自分でもできるんだ。」「あれ?こんな簡単なの?」と、難しいと思っていたことを自分でもできることを実感した(自己効力感を感じた)ことで、料理に感じていた勝手なハードルが取り払われたのです。たったの2週間でも、自信がつくことを参加者の皆さんが実証してくれました。

もう一つは、「仲間とともに切磋琢磨」
今回、参加者の共通点は「料理超初心者であること」(あと男性であること)。それ以外は、居住地も年齢も家族構成も様々。しかし、自分と同じような料理スキルの人たち同士という安心感のもと、”あの人が宿題がんばっているから自分も頑張ろう”とか”あの人盛り付け上手だから自分も盛り付け工夫してみよう”など、素直に仲間の頑張りを自分の頑張る意欲に変えられたことも大きかったと思います。

5.振り返り

今回はたまたまこのような情勢のため、オンラインのみでの料理教室でした。しかもみんな料理超初心者、そしてみんな知らない人同士で、お子さんのいるパパや料理が上手くなりたい学生が入り混じるメンバー構成。

しかし、最後には同じ境遇を乗り越えた戦士のように、年齢や住環境を越えて”料理が上手くなりたい”という気持ちでつながったのです。

みんなで同じ料理を作るという機会がなかったので
同時に肩を並べて作っているかのような体験がとても楽しかった。
もっと続いたらいいのに…今回で終わってしまうのが寂しい…

たったの2週間でしたが、こんな声も上がるほど。
いまだにどなたともリアルではお会いする機会がありませんが、Facebookグループでの料理投稿を通した交流は続いています。

今回のオンラインワークショップので気づきを踏まえて、ブラッシュアップした図解レシピをお届け予定です!

スクリーンショット 2020-11-18 5.40.00

2週間の特訓を乗り越えた皆さん、とても良い笑顔です。

この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,469件

サポートありがとうございます!毎日の料理を楽しみにする料理男子が増えるよう、これからも活動していきます🍳サポートは、シェアやコメントをいただけると嬉しいです❣️