見出し画像

日々散歩、「ちはやふる」桜のグラウンドへ

 日本人は一日の中で座っていることが多く、筋力が弱まり腰を悪くする人の割合が他の国より高いという話を聞いたことがあります。3月までの会社勤めもその通りで年齢が上がるとデスクワークがほとんどでした。特に最後はインターネットに関するセクションにいたのでパソコンと向き合っていることが多く、座っている時間が長くなりました。仕事ばっかりしていたというわけでなく、取材や情報収集という名目でいろんなサイトをのぞくネット散歩は毎日でしたが、本当の散歩はたまにでした。

 休日にテニスするなど運動好きでした。でも一度病気になり、走ったりすることができなくなり、歩き方もややスムーズさに欠きます。足を鍛えなくてはと思い、休日や早く帰ったときは時々散歩していました。
会社を退職して4月から引きこもり生活となり、人の多いところに住んでるわけではなく散歩でできる限りやろうと思ってます。でも会社に行かなくていいので、時間に余裕があるはずなのですが、パソコンの前に座っているとすぐに時間が過ぎてしまいます。


 空の写真を撮るのが趣味です.雲や夕日、朝日を毎日のように撮り虹とか幻日とかちょっと変わった空の風景と出会うとうれしくなります。青空に美しいラインを描く飛行機雲も大好きです。飛行機雲は英語やフランス語で「contrails(コントレール)」。私のnoteのIDはちょっと気取ってcontrailsとしました。以前NHKで石田ゆり子さんが主演した素敵なドラマのタイトルがコントレールでした。

画像1

 帰りは桜が見頃になっているグラウンドに寄りました。製紙会社のグラウンドで周囲が400メートルほどありそうな大きな広場の周りに桜が植えられています。1977年に500本の桜が植樹されたそうです。競技かるたをテーマにしたアニメ「ちはやふる」の舞台とされたそうです。グラウンド横の坂は映画に「あらた坂」と名付けられ案内柱も立っています。福井県あわら市、JR北陸線芦原温泉駅から歩いても10分ほどのところにあります。駅前広場にも「ちはやふる」の大きな看板が立っています。福井県は大津市の近江神宮の全国かるた名人位・クイーン決定戦で名人とクイーンが生まれているようにかるたが盛んな地です。

画像2

 桜はちょうど人の一生に例えると中年にさしかかった頃か、幹がごつごつして横に枝が伸びています。風が強く花びらが散り始めているかと思ったらほとんどはまだしっかり枝の先に開いていました。
外出自粛が福井県でも呼びかけられていますが、ぼちぼちと桜を見に来る人もいます。家族連れや、アニメファンなのか若い女性も。グラウンドが広いので、ソーシャルディスタンスはしっかり保たれていました。

 「ちはやふる」のグラウンドを散歩

画像3


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?