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映画館で夜を越した日。#映画館の思い出

2021/7/29 「お題に参加します。」

昨日、久々に出社して、めちゃくちゃ疲れていたらしく、家に帰ってご飯食べた後の記憶がありません。笑

やりたいこと沢山あるのに、気づいたら夜中の12時半。お風呂も入らず、メイクも落とさず、洋服も着たままで、そのまんま。

あー、やらかした。何やったんだ私…って思いました。笑

だから、今日はまとめて2日分note書きます。あー、ここ最近いい感じに毎日書けてたのに、まー、私のペースでゆったり書いていきたいと思います。いつも読んでくださっている皆さん、ありがとうございます!


歴史ある映画館。

私が在住している福岡県。その中心地、繁華街と言われる中洲に「中洲大洋映画劇場」という古い映画館があります。

昭和21年に開館して以来、今年で75年目を迎える歴史のある映画館です。太平洋戦争が終戦を迎えて約8ヶ月後にオープンしたというこちらの映画館。悲しみに暮れた沢山の人の心の拠り所になっていたんだろうなぁ、と思います。

館内は、4つの部屋に分かれています。それぞれ収容できる人数は限られていますが、1番大きい部屋で300人も入れます。

ここの映画館は、東宝などで上映される作品ももちろんありますが、さらにマニアックな作品も上映されています。テレビとかでは絶対放送されないような、本当にマニアックなものばかり。笑

映画好きには、たまらないと思います。気になる方は、ぜひチェックしてみてください!


大学一年生の出来事。

福岡に来たばかり、まだ何も知らなかったあの頃。目に見えるもの全てが新鮮で、友人の後ろをついて回って、必死に福岡のことを覚え出した、あの初々しかったあの頃。

私が見つけたのか、友人が見つけたのか、忘れちゃいましたが、この大洋映画劇場でイベントがあったんです。

「世界のCMフェスティバル」っていう、夜通しでCMを見まくろう!という、とんでもないイベントが。笑

ネットで検索してみました。多分、これです。2016年?だと思います。

大学で仲良くなった友人3人で、このイベントに参加してきました。夜、何時だったかな、夜9時くらいだったかな。そのくらいに待ち合わせして、次の日の朝5時くらいまで、ひたすら見るという。今考えれば、結構カオスですよね。笑

でも、当時はそれが楽しかった。18年間実家で過ごし、夜出歩くなんて出来なかった。友人と夜を越すなんて、楽しみでしかなく、前日からワクワクしていたことを今でも思い出します。

会場に着いたら、外国人の音楽団の人たちがいろんな楽器を演奏して、賑やかな音楽でお出迎えをしてくれました。本当に、賑やかだった。さらに気分が上がりましたね!

そして、館内に入って、眠くなる目を擦りながら、ひたすらCMを見続けました。

どんなCMだったのか、どのくらいの本数を見たのか、はっきり言って全く覚えていません。笑

でも、映画館の空気感や、夜通し数秒のCMを見続けるその経験は今もしっかりと残っています。たった数秒の中に色んな思いを組み入れて、伝えたいことを伝える。言語や非言語で、その難しい手法を操って、CMは完成している。そのことを改めて考える時間になった気がします。


あれから6年・7年経って。

夜通しCM視聴イベントから、早7年ほど経ちました。あの時の経験が、いまの自分に何か影響を与えた、とかは特にないのですが、でも、CMというものは相変わらず好きだなって思います。

あの歴史ある映画館で朝まで友人とCMを見て、当時のことはほとんど覚えていないけど、あの時のCMフェスティバルをきっかけに、というわけでもない気がしますが、私は今もCMが好きです。

テレビを見ていると、自然とCMを見ることになります。色んなCMがあります。自分の中で一押しのCMも、もちろんあります。

そのCMを作った人がどんな思いで、私たちに届けてくれているのか、その裏側を想像するのも好きです。本当の意味を知ることはできなくても、制作者と答え合わせができなくても、自分が描いた想像が正解であればいいな、と思います。

微かな記憶でしかありませんが、あの時、歴史のある大洋映画劇場で、友人と共に夜を過ごしたことは一生忘れないと思います。


おりょう☺︎

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