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考えること、考え続けること、考え尽くすこと。

2022/2/20 ドラマ記録no.82「ミステリーと言う勿れ 7話」

先ほど放送されていた、月9ドラマ。
ミステリーと言う勿れ。
今日の7話も、ズンと心に響く回でした。

幼い頃、親から虐待を受けていた。
火事で親を亡くし、開放感を得た。

その自分の経験から、虐待で苦しんでいる子供達を助けようと、両親だけを火事で殺害していく計画を進めた。

子供たちを助けたかった。親から解放されて、その後の子供たちが幸せになると思った。
でも、それは間違いなく「罪」に当たる行為で、残された子供たちは里親や学校などでイジメにあい、また辛い目にあっていた。

その事実を知って、その葛藤の中で苦しむ人の心の動きが鮮明に描かれていて、見ていて少し苦しくなりました。悪である親を消して、引き離して、子供を助けた。一見良いことのように見えるけど、間違いなくそれは「計画的、意図的な殺人」

そんな人を目の前に、整がかけた言葉が切なくて、でも大切で、すごく響くものでした。


印象的な言葉

整が幼い頃、図書館の庭で出会った女性から言われた言葉。

なんでここにあるのかな。当たり前にそこにあるもの、ある言葉、なぜそうなのか、誰が決めたのか、いっぱい考えてみるといいよ。そして、それを誰かに話そう。

そして、死刑になるまでの期間何をすればいいのかと言う男性に対して整がかけた言葉。

考えるといいと思います。身の回りにあること全て、考えて、考えて、考えて、考えて、誰かに話してください。


この言葉を聞いて、整がなぜこのように「考える人」になったのか、その理由が垣間見えた気がしました。


考えること

このドラマは改めて、学びが多いなぁとつくづく思いました。現在、折り返しの7話まで来ていますが、ここまでたくさんの言葉を教えてもらいました。

日本と世界のギャップ、親になる前と親になったあとの違い、母親と父親との差、そして自分自身のこと。

今回は特に、“自分自身”にライトが当たった回だったと思います。

誰が作ったのかを考えること、どこから来たのかを考えること、「なぜ」「どうして」を繰り返すこと、そして考えたことを人に話すこと。

私も自分自身に問いかけたいと思います。

なぜ、あなたは、これを選んだのか。
なぜ、あなたは、今これをしているのか。
なぜ、あなたは、そのことを考えているのか。

そして考えたことは、気の許した友人や家族に聞いてもらおうと思います。

私はあまり自分のことや気持ちを人に話したりはしないですが、話すことで何か光が見えてくる感覚は知ってます。

自分の今や将来のことについてちゃんと考えたいと、心から思っているときにこのドラマを見られてよかったです。

やっぱりドラマとかも、巡り合わせなのでしょうか。

欲しい言葉が貰えたりするって、凄いことですね。


おりょう☺︎

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