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税理士業との出会い 8

中小企業の経理として内定を頂いたその日
運命の電話が鳴る
 
登録もしていない番号だ。
午前中に内定を出してくれたA社の誰かだろう
そんな、何気ない気持ちで電話に出る
 
「税理士の空田(仮名)です」
 
 え?、、、誰だっけ
 
「一月前に面接に来て頂いた空田会計の空田です。
 一度は、不採用としておきながら、大変申し上げにくいのですが、
 空田会計に来てもらうことは可能でしょうか?
 本当に図々しいお願いで申し訳ないのですが」
 
・・・!・・・・・・・まぢか!やったぜ!!!
 
『行きます!・・・ただ、今日他の会社に内定を出して頂いたところでして
 そちらにお断りの電話を入れてから、もう一度連絡を入れさせて下さい。
 内定出してくれた会社、この時間だと繋がらないかもしれないので
 連絡明日になるかもしれません。』
 
「まぁそうだよな、一度断っておいて、一月後の連絡ですし、他の会社に
 決まってても仕方がないですよね。」
 
『いえ、空田会計に行きたいですので、明日、必ず連絡します。』

<つづく>


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