税理士業との出会い 2

さて、目指すべきところが決まったので、次は雇ってくれる税理士事務所探し。
ハローワークに出ている税理士事務所にアタックをかける。

「簿記の資格は持っていますか？」
「他の税理士事務所で働いたことはありますか？」
「大学の卒論は何について書きましたか？」

・・・簿記持ってないっす。
税理士事務所で働いたことないっす（というか税理士って何やってるか知らんっす）。
大学の卒論・・・マクロ経済について書いたような、、、えへっ。

自分の中で目標ができたからと言って世の中僕に対する評価は変わるはずもなく・・・

どこからもいい返事もらえず、そのうち、だんだんやけくそになってきて

「なぜ最初の会社を数か月で辞めたのですか？」

・・・！！（毎回聞かれるけど、思いついたぞ！）　会社が僕を見る目がなかったからです！！その会社は僕の能力の高さに気づけなかったのです！気の毒な会社です。

「（こいつやべーぞ・・・絶対やべーやつだ）・・・はい、ありがとうございました、またご連絡差し上げます。」

やっと雇ってくれる税理士事務所が出てきたと思ったら

「保険を勉強して保険を売ってきてください。」

それは、保険の営業マン。税理士への道が開かれているようには感じなかった。

ぼちぼち諦めかけていた時に運命の出会いが訪れる。

＜つづく＞