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年収ランキング1位の企業創業者から学ぶ経営

みなさんが思いつく日本における平均年収ランキング1位の企業とはどこの企業を思い浮かぶでしょうか。

「キーエンス」です。

キーエンスといえば、日本を代表する企業であり、数多くの大企業を抑え、年収ランキング上位の常連になっています。
キーエンスは、ホームページを見ても分かるとおり、主にセンサー、機械部品、産業機械のメーカーです。

その社員の平均年収はなんと2,000万円を超えると言われています。
サラリーマンの平均年収は約432万円と言われるなかでこの年収は圧巻です。

『就職四季報2019年版』(総合版)によると掲載会社1293社のうち平均年収が公開されている1113社のなかで、もっとも平均年収が高かったのが、このキーエンスでした。
出典元:年収ランキング1位の「キーエンス」。驚きの年収と、辞める社員のホンネは?

一方で、そんなキーエンスという企業について知らない人も多いと思います。
私もその一人でした。

今回は、謎に包まれたキーエンスを創業した創業者・滝崎武光さんについて書いていきたいと思います。

滝崎武光さんを知るキッカケ

そもそも、私がキーエンス創業者・滝崎武光さんを知るキッカケは、ワクセル主宰の嶋村吉洋さんとの出会いがキッカケです。

私が起業を志した21歳の時に、はじめて講演会に出席した際に出会いました。

当時は、雲の上の存在すぎて、なかなか直接お話しする機会がなかったですが、私自身が起業も間近になってきた頃から、直接学ばせていただく機会も多くなり、今では経営のイロハについて学ばせていただいています。

そんな嶋村吉洋さんも尊敬している経営者が滝崎武光さんなのです。

滝崎武光さんを真似て、ご自身は黒子となりメディアへの露出を極力控えている方です。

ご自身のことを「チームビルディングバカ」と称されるほど、投資家・実業家として商売を上手くいかせていくにあたって、最も大事なのは、「チームを創っていくこと、チームビルディングが一番大事だ」とおっしゃっています。

私も嶋村さんに経営のイロハを学び、起業家チームを創りながら経営を上手くさせていくために日々動いています。

滝崎武光さんのスゴさ

滝崎さん自身は、2019年度フォーブス世界長者番付で第69位にランクインしていて、日本の創業者だとファーストリテイリング会長の柳井正さん、ソフトバンク会長・孫正義さんに次いだ順位に君臨しています。

滝崎武光さんから経営の真髄を学ぶ

滝崎さんのさまざまな記事を読んでいるととても勉強になることだらけです。

センサーを取り扱っている一つの企業ではなく、いかにお客様に対する付加価値を追求しているかが分かります。

 「私が学生だった頃、山に遊びに行くことがありました。すると同じ商品でも、頂上付近だと、街中よりも明らかに高い値段で売られています。では、高いから売れないかというと、相当数売れるわけです。
 つまり、地上から山頂まで輸送したということに、お客様は付加価値を認めて購入されるわけです」
出典元:一代で巨万の富を築いた…いま「理系の大金持ち」がスゴすぎる(週刊現代)2019.06.21

この言葉からも滝崎さんが徹底的に付加価値を追い求めている姿勢が伺うことができます。

商品自体を売るのではなく、同じ商品でも一番価値を感じるのは商品そのものではなく、その商品に対する付加価値を追求することが大切だと滝崎さんと説いています。
たしかに質の良い商品は世の中に出回っているが、お客様が購入決断をするのは商品そのものではなく、付加価値によって判断されるものだと思います。

結果的に、付加価値を徹底的に追及していくことが企業の利益・数字となって現わされていきくもので、キーエンスという企業の今の結果にはそれ相応の原因があると分かります。

前述した嶋村さんも「経営者は数字で世の中とコミュニケーションをとるべきだ」と口酸っぱく仰っていますが、同じ考えで経営をされていると分かります。

企業経営を行う身として、しっかりと数字に厳密に、数字で物事を図るように今後も徹底していくことを学ばせていただきました。

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