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異業種だからこそ分かること、気づくこと

今日の日付を見たとき、学生時代、ゴトウくんという友人から
「5月10日はゴトウの日だからなんか奢って」
という謎の絡みをされたのを思い出し、外は晴天にもかかわらず、少し雲がかかった気分のしみずです、おはようございます。
#ゴトウくんは一つ年上 
#賢いけど絡みにくい 

昨日は毎月通っているセミナーメンバーと食事会。
毎月通っているセミナーの記事はこちら↓

そのメンバーのうち、3名は大阪のある会社から毎回来ている。
その会社が昨日一昨日と名古屋で経営合宿をしているので、その帰りに名古屋で飲みましょうか、というお誘いから開催。
総勢10名が集まる会となりました。

このセミナーに参加しているメンバーは会社の幹部、または幹部候補ばかり。
業態は様々。
飲食店チェーン、自転車屋チェーン、警備会社、研修屋などなど。
セミナーでも受講者の業態を例に出し、講師も話してくださるのだが、業態が違うからこそ私が携わっている介護業界にもヒントがあると思っている。

「店舗スタッフが職員が足りない足りないって言って困っているんだよー」自転車屋チェーンの幹部が頭を抱える。
「お客様の為にと言ってコストとそのスタッフの時間をかけ過ぎちゃって困っている」
一般住宅の庭などを手掛ける会社の幹部が嘆く。
「入職したと思ったら思っていた仕事と違うといって音信不通になる」
警備会社の幹部がお酒を煽りながらくだを捲く。

あれ、この課題、どこかで聞いた話ばかり。
「施設の職員が足りません!」
「利用者様ひとりひとりとふれ合う時間をもっと作りたいです!」
「聞いていた話と違うのでもう今日で辞めさせていただきます」

こういう話は今まで介護業界で散々聞いてきた。
介護業界で起きている課題は他業態でも起こっていて、その課題を何とか解決していこうという事で、テクノロジーなのか、マネジメントなのか、人類が知恵を絞って発展してきているのだ。

このセミナーの講師から以前ボソッと言われたことがある。
「俺は介護業界全く分からないけど、介護業界ってスタッフ不足だよね。派遣とか使っている会社多いよね。介護スタッフって人によって技術が全然違うだろ?でも派遣費用ってだいたい誰でも一緒じゃん。凄くできる人は高いという仕組みは出来ないのかなあ。プログラマーってそうじゃん。出来るプログラマーはめちゃ高いが需要があったりする」
「なるほどですね。しかしそれはですねープログラマーと違って介護は法律によって人員配置と価格がある程度決まっていますからね、なかなか難しいと思います」
こんな偉そうな返しをしたことある。
介護業界に詳しいから介護業界の特性を語り、介護業界以外の意見や疑問に対してマウントを取って跳ね返す。

これ、最悪だな、と。

もったいないな、と。

異業種だからこそ見えてくることがあるはず、介護業界以外の人に介護業界の課題を語り、意見をもらう、実践していこう。
これは逆も然り。
ひょっとしたら、警備会社や飲食チェーンや自転車屋の課題に関して未経験である私が役に立つことがあるかもしれない。

介護業界の話を聴くときは謙虚に、異業種に関しては未経験だからとしり込みするのではなく、少しおせっかいなくらい入り込んでいくと新たな発見が必ずあるはず!!

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