2024年の年末
「さあ、今年も最終日、会議を始めましょうか」
昨年から始めた年末の会議、去年会議室には私含め4人の社員だったが今年は7人参加している。
広かった会議室が少し狭く感じる。
今年1年を振り返ってみた。
年初から春までは昨年末に打ち合わせをした採用からの定着、そしてマネジャー派遣のフローを回し続けた。
皆の努力で当初のコンバージョン率よりも高い数値が出てしまったので人員補充したはずがまた人手不足に陥った。
しかし、年初から入社のお誘いをしていた男性が無事入社。
5月ごろには社内体制が醸成されてきたなあ。
今年もいろんな方との出会いがあった。
業務提携をしようという話もいくつもあった。
しかし昨年受けた姓名診断の先生の話をその都度思い出す。
「2024年2月3日から2025年2月2日までに初めて出会った人と大きな提携や資金のやり取りはしない方がいい」
占いを信じない私だったが聞いてしまったら気になってしまう私。
その教えを基に2023年に出逢った人との関係をより深く掘っていく、そんな1年だったと思う。
介護系コミュニティを運営している会社は昨年よりもさらにイベント数拡大、弊社とはさらに連携が深まった。
東京のコンサル会社とのオンラインカウンセリング事業も少しずつ形が見えてきた。
採用支援の会社とは新たなサービス設計を一緒に行った。
2023年に種を捲いた縁に水をやる、まだ花まで咲いていないものが多いが、来年は収穫できる年になるなと感じることが出来る位置まで来ることが出来ている。
年2回計画していた社員旅行、当初は2月に実施しようと言っていたが延期した。
「今は頑張り時だ」
目標に向けて数字が着いてきた。
7月、延期にはなったが無事社員で旅行へ。
30代の新入社員も参加する中、41歳、はしゃぎ過ぎた夏、昨年同様熱射病になる社長。
8月には昨年私も参加したセミナーで社員が今までの自分の人生と会社の未来を語る。
社員が会社の未来を語ってくれること、こんな嬉しいことはない、身体の芯から熱くなる。
社会課題に対する挑戦、点が線になり、面になる、いや面にしていかなければならないな、嬉しさよりも「責任と覚悟」という感情がこの熱さの触媒になったのだろう。
そう、学びに関しては私も昨年末の会議で覚悟を決めた。
私の今までの経験や知識での戦略では目的と目標を成し遂げるのには時間がかかる。
「成長していく」ではなく、猛獣たちがいる檻の中に入り、揉まれながら嚙まれながら血を流しながら生き抜いていく、すると生き抜く力が自然と身に着く。
ただし生き残れば、だが。
そのような檻に入る宣言をした年末、良くも悪くも1年だけ猛者どもの経営塾に入塾した。
年初から気は重かったが何とか1年続けることが出来た。
他人から言われる事よりも自分と深く向き合う時間、これが大変だった。
他人からは逃げられるが自分からは逃げられない。自分がどういう人間なのかを知りどう付き合っていくかを考え続けた1年だった。
創業以来、毎月のミーティングの終わりに感謝を言葉にしてきており、今年最後のミーティングも皆への感謝で締めることが出来た。
「しみずさん、忘年会の時間が迫っておりそろそろでなきゃ間に合わないですよ」
いつもミーティングが長引き、お店の予約時間を少し遅れてしまうのが私の悪いクセ。
でも今年はメンバーが時間管理をしてくれるので今までよりはマシになったかな。
よし、会場に向かおう。
昨年10名で行った忘年会が今年は20名。
倍に増えた。
会場もどんどん駅に近づいていくぜー。
「よし、会場に向かう前にコンビニ前で乾杯しよう」
「言うと思っていました」
この人数になっても変わらないものは変わらずに行こう。
毎年毎年、忘れちゃいけないこと、「感謝と健康」
来年も楽しんで行こうぜー!
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