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これからは「対話」が大事と講師がいうが理解が追い付かない私【後編】

昨日の続き。昨日の記事はこちら↓

講師は言う。
「相手を理解することは到底無理な事」

どうすればいいんだ、禅問答みたいになっているが結局迷える子羊状態。

ここで一旦グループワーク。
「あなたの職場に心理的安全性はありますか?」
我々のグループは4名。
鉄工所の社長(55歳くらい)、ケーキ屋の社長(60歳くらい)、オブザーバー的に参加している会計事務所のインターン生(20歳)、頭がいいねと言われるが好きな社長(40歳)
#久しぶりのハッシュタグ 
#だいぶ引きずっているね講師イジリが 
#意味がわからない方は私の昨日の記事へ 

「何でも言っていいんだよと部下には言っているので心理的安全性を作っているつもりだが部下はどう思っているか分からない」
ケーキ屋の社長は言う。
ここで唯一の従業員の立場のインターン生(鉄工所の社長がZ世代なのでZ君と名付けていました)に話をふる。
同じ教室に社長がいるので話しづらいだろうなと思ったが、さすがZ世代、
ペラペラしゃべる。

「うーんそうですね。正社員は正社員と何でも話せれていて、パートさんはパートさん同士仲良くて、その両者で話すときには双方遠慮している、そんな感じですかね。ですので会社として心理的安全性がある状態とはいいがたいですね」

Z君、何だねその分析力は。
20歳?Z世代というか地球を救ってくれそうなZ戦士じゃないか!
#古い 
#分かるかな? 
#オラ悟空 

Z戦士の後に鉄工所の社長がつぶやく。
従業員は好き勝手言って来るけど、こちら(経営者)側は好き勝手言えなくなった。父が社長の頃は怒鳴り合ったり、時には殴り合ったりしているのを見ていたけど、今はそんなことは全くない。人手不足で辞められてもすぐに集まらないし、ちょっと怒ったりしたらパワハラで訴えられる。何でも言える状態にないのは経営者の方。俺の心理的安全性が無くなっていると思うんだけどな…

分かる分かる!
言いたいことが言えないこんな世の中じゃ‥と若いころ歌っていた私は結構上司とか言いたいことを言っていたが、メンバーにですら気を遣って今言いたいことが言えなくなっているような気がしているなあ…。

その講師が言う。
「たぶん皆さんマネジメントという自分の過去の成功を基に操ろうという戦略で部下に対峙しているのではないかな?冒頭言ったが正解に価値は無くなる。過去の成功を1.1倍で成長させていけば良かった世の中はそれで良かった。しかし指数関数的に世界は変わってきておりこの変化は間違いなく加速していく。皆さんもうすうすは感じているのではないか。相手を理解できないと先ほど言ったが、理解を深めることは出来る。AさんBさんで議論してAさんの意見で決定したらそれは議論の前からすでに存在した意見であり、新たな価値を生んでいない。AさんとBさんの対話によって新たなC案が生まれてくるのが進化であり成長である」

うーん、分かったような分からないような。
でも分からない範囲の方が多いかな。
AさんとBさんで議論しても多少お互いの意見を立てるのでAABくらいの結論になることばかりだし。
結論Aそのものになることはないので価値を生んでいるのではないかな。
そもそもCが出てくるのか?

そんなことをモヤモヤ考えている。

でも一つ分かったことがある。
「分かったつもりになるな」、これで良いという事である。

いつか分かる時が来るかもしれないし、分からないままかもしれない。

でも「対話」に関する理解は確実に深まったと思う。

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