Chat GPT plus(GPT4)による統計分析

今回Chat GPT plusで大学基礎課程レベル※1の統計分析がどこまで可能かを確かめました。結論は以下です。(表計算ソフトと比較。プラグインは未使用)

・分析結果は市販の表計算ソフトと比較し大きな違いはなかったが(※2)、基本指定したもののみを出力すること。但し重回帰分析は多重共線性を自動で確認。
・出力の条件が不足した場合、一部のみを出力(事例:t検定で片側検定は未出力)

統計分析をする上ではChat GPTで全体を分析後、じっくり分析するため結果を一覧出来る表計算ソフトや直接Pythonなどを使用するのが抜けもれなく良いと感じました。ただし、プラグインを未調査なのでは断言はできません。

※1 大学基礎課程レベル:統計検定2級範囲
ヒストグラム、Q-Qプロット、母分散未知のt検定、母平均の信頼区間、一元配置分散分析、重回帰分析
※2 重回帰分析の結果は違いましたがほぼ同等としました (R^2係数は表計算ソフト:0.832, GPT4:0.841)

<結果例>(Chat GPTの出力の一部を抜粋)

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