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マルヤナギ小倉屋様とコラボし、学生たちが考案した「もち麦ドリンク」を販売しました!!【学生交流委員会 WILL BE プロジェクト】

 2022年9月23日(金・祝)11:00~より京町筋(神戸市中央区)において「Autumn Festival in KOBE」が開催されました。大学コンソーシアムひょうご神戸加盟校8校、22名の学生が地元企業である「マルヤナギ小倉屋様」と協働し、もち麦ドリンク企画・開発・広報を行いました。【学生交流委員会 WILL BE プロジェクト】の第2弾となる今回は、キックオフミーティングやチームごとの運営について学生の声を交え、紹介していきます。

イベント当日のキッチンカーとブース

活動開始!

 7月8日にキックオフミーティングがマルヤナギ小倉屋様の本社で開催されました。会社案内、試食会や誠味屋(せいみや)本店(本社ビル1F)の見学の後、もち麦の「良い点と課題」、「拡販」に関するグループディスカッションが行われました。拡販のグループディスカッションではSNSを活用した発信を取り入れるといった提案がありました。

マルヤナギ小倉屋 常務執行役員 柳本健一様(写真中央)より、 もち麦について詳しいお話を頂きました。
終わった後は、社員の方々と会社前で記念撮影を行いました。

>学生の声

・丁寧な説明でとてもわかりやすく、また試食もさせていただいて、よりマルナヤギ小倉屋様の商品の魅力が感じられました。特に国産にこだわっておられて、加東市でのもち麦の栽培をしていることは、今まで知らなかったので印象に残っています。
(兵庫県立大学3年生)
・付箋に自分の考えを書き出し、そこからどのような観点からの意見なのかなどを区分して、分かりやすいように整理することができました。これから、就職活動をするにあたって、グループディスカッションの機会が必ずあると思います。その練習にもなったと思うので良い機会でした。
(甲南大学3年生)


知恵を出し合ったグループ活動

 学生は【新商品開発】、【SNS広報】、【もち麦拡販】の3チームに分かれ、活動を行いました。「3種類のもち麦ドリンク考案」、「SNS活用」や「販売促進用のポスター作成」など、対面での打合せが制限された中でもLINEグループなどを積極的に用いて意見を出し合い活動しました。

9月5日(月)本社調理室にて試作会。マルヤナギ小倉屋 m’ocowa事業部 柳本久美子様より、レシピ作成の助言を頂き3種類(ミルク・ミルクティー・抹茶)の商品が完成!

>学生の声

・マルヤナギ小倉屋様のもち麦を利用して、皆のアイディアで新商品を作るイベントが非常に良かったです。また参加できない学生にも情報を伝わるようにLINEグループで情報共有することが出来て良かった。
(神戸学院大学4年)
・SNSチームでの意見交換やZOOMミーティングに参加でき、他大学の方とコミュニケーションをとることが楽しかったです。また、本番までのカウントダウンの画像づくりや、文章作りなど、普段はあまりすることのない活動に携わることができ、貴重な体験ができました。
(神戸松蔭女子学院大学3年)

ラジオにも出演!イベントの告知を行いました。

 9月22日(木)に学生2名がKiss FMのラジオに出演しました。当日のイベント内容について、原稿から作成。本番当日の読み合わせまでは緊張した面持ちでしたが、リスナーへ伝えたいこと意識し、ハキハキと発信しました。

ラジオパーソナリティー(右側)と学生

>学生の声

・マルヤナギ小倉屋様との新商品開発で学んだことをお伝えしたいと考えました。新商品開発に関しては、もち麦の魅力である「もちもちぷちぷちの食感」と「食物繊維の豊富さ」をリスナーの方にたっぷりと感じてもらえるよう、強調して伝えました。もち麦ドリンクに興味を持っていただき、より多くの方に味わって頂ければと思います。
(兵庫県立大学1年)
・本番は緊張しましたが、うまくやり遂げたと思います。今回のラジオを聴いてくれた方が翌日のイベントに来てくれたら良いなと思いつつ、ラジオ出演した自分を少し誇りに思いました。
(甲南大学2年)


待ちに待ったイベント本番!

 9月23日(金)の本番当日、午前中は生憎の雨でしたが、午後より曇りになり客足が伸びてきました。イベントが終わる30分前に「もち麦ドリンク」は約150杯が完売。天候に左右され一時はどうなるかことかと不安もありましたが、学生達が精一杯頑張り、完売できた時は達成感で胸がいっぱいでした。

イベント当日の学生とマルヤナギ小倉屋様の方々。兵庫県 齋藤元彦県知事もご来店されました。(上列左から3番目)

>学生の声

・普段大学では一般の企業と関わることがないので、今回は大変貴重な経験をさせていただきました。本番みんなで協力しながら完売できたことは本当に良かったと思います。
(関西学院大学3年)
・準備過程から当日まで普段の大学生活では経験できない内容ばかりでとても勉強になりました。
(兵庫県立大学3年)

終わりに

 普段関わらない他大学の学生や企業様と協働しながら、イベントを成功させたことは学生にとって大きな経験になったと思います。コロナ禍で対面活動が制限され、SNSがチーム内の主要なコミュニケーション手段となり運営の難しさなどもあったかと思いますが、学生が一人一人主体性を持ち行動する場となったと考えております。

・主催 一般社団法人大学コンソーシアムひょうご神戸
・共催 一般社団法人神戸青年会議所
・協力 株式会社マルヤナギ小倉屋 HP: https://www.maruyanagi.co.jp/

(written by 沓脱大志)

                               以上