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【地域で輝く学生 vol.5】関西学院大学 ~「KGコネクターず」西宮ドーナツ「繋がリング」開発への道のり~

 「KGコネクターず」は、関西学院大学の学生4人が、西宮市の洋菓子店パティスリーベルン様と新商品の開発を行う、有志の学生チームです。

KGコネクターずのメンバー

2021年の夏休みに、メンバーが大学のインターンシップ実習として食品メーカーに参加しました。その際に、学生が取り組みたいことを提案できた経験がきっかけとなっています。そのきっかけから地元と関わる取り組みにしたいと、パティスリーベルン様に提案したことがコラボ商品開発の始まりです。
 パティスリーベルン様のご協力のもと、第1弾の商品発売後の反省を生かし第2弾として地域に根差した新商品の開発が行われています。この事業は、兵庫県阪神南県民センターから「大学生による地域活性化支援事業」に採択されています。

コラボを行ったパティスリーベルン様(甲子園口店・外観)

「西宮を盛り上げたい」と重なる想い

 西宮にキャンパスがある関西学院大学の学生、西宮に店舗を構える洋菓子店パティスリーベルン様の「もっと西宮を盛り上げたい」という重なった想いから、若い世代や地域の方々にも興味を持ってもらえるように学生だからこそ取り入れられる視点や想いを大切に、日々取り組んでいます。そのため、「互いに納得するまで議論し、今の自分たちに必要なことを把握する」ことを強く意識しています。

KGコネクターずの会議の様子

 

パティスリーベルン様での打ち合わせ風景

 チームの方向性でもある、「足りない力やできないことを認め、夢の実現のために今できることを探し続けること」を繰り返し、商品企画の実現をしていきます。実際に、マーケティングの知識不足を感じた際は、アドバイスをいただける教授に話を聞きに行き、地元の食材を使いたいと決めたときには提供いただける農家さんに自分たちの足で直接会いに行きました。

西宮の輪が生んだ、焼きドーナツ

 夢の実現に向けて、強い想いと行動力をもった「KGコネクターず」だからこそ、美味しさだけでなく、この活動のきっかけとなったつながる大切さや縁を感じられる商品づくりを目指しています。
 西宮市と深い繋がりをもつ関西学院大学、パティスリーベルン様、段上町のいちじく農家様のコラボレーションによって西宮らしい、地域の魅力が伝わる商品が生まれました。

その名も、

「地元段上町のいちじくを使った焼きドーナツ」
〜小さな想いを大きな形に 繫がれ!西宮の輪~

※2023年夏 パティスリーベルン様にて発売予定

 学生が提案した商品開発企画が、地元の洋菓子店・農家・大学といった多くの人と縁を繋ぎ、巻き込み、当初描いていた「小さな想いが大きな形へ」と活動の規模が膨らんでいます。「KGコネクターず」のメンバーは、この商品を通して、地域との関わり合いの楽しさ、面白さを伝えていきたいとさらに意気込んでいます。

以上

寄稿・お問い合わせ:
関西学院大学 研究推進社会連携機構 社会連携センターkgshakairenkei@kwansei.ac.jp

KGコネクターずInstagram
https://www.instagram.com/kg_connectors/ 

パティスリーベルン official site
http://www.bern.co.jp/