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【地域で輝く学生vol.27】春休みを利用して様々な経験ができました!☆学生スタッフとして活動してみて☆ 

大学コンソーシアムひょうご神戸では、学生スタッフとともにプロジェクトを進める時があります。今回は3月28日にオンラインで開催した「兵庫県下大学・短期大学 合同進学説明会」を中心に活躍してくれた学生・志藤まりあさん(兵庫県立大学)のリポートを紹介します!

大学コンソーシアムひょうご神戸の事務局で

今回私は春休みの長期休暇を利用して、大学コンソーシアムひょうご神戸さんで学生スタッフとして働かせていただきました。こちらで取り組ませていただいた業務はどれも私にとって新鮮なもので、主催するプログラムの周知活動のために高等学校の教職員の方々にお電話することや、周辺地域の塾に訪問して告知活動に伺うことは初めての経験でした。

朝10時に出勤して職員さん達とランチ休憩を挟みながら17時に退勤するという働き方は、実際に社会人として働いているように思え、インターンを経験しているようでした。普通の飲食店などでのアルバイトでは経験できないような体験をたくさんさせていただき、とても社会勉強になりました。

働く中で、関わる人たちはほとんど全員大人の社会人の方ばかりだったので、初めは学生の自分が相手にされるのだろうかと不安に思っていた部分もありました。しかし、実際働いて見ると、わからないところは職員さんたちが的確に教えてくださったり、訪問した先の塾の先生たちも、自分が話す言葉に耳を傾けてくださったりしました。学生だからと下に見られたりすることなく、一人の働く人として扱っていただけたことは嬉しかったです。

高校生に思いが届くように!
イベント直前まで、積極的にアプローチ!!

約1ヶ月間、私が主に携わった事業は合同進学説明会といって、高校生が目指す大学とその大学の特徴にミスマッチがないか、またそのミスマッチをなくすことを主な目的としているものです。これは兵庫県下の大学と高校生のための一種の地域貢献かもしれません。より多くの高校生が自分の思い描く大学に進学できるように、このような情報格差がなくなる活動はもっと多くの学生に届いてほしいと思いました。

春休み! 萩市での国内ボランティア活動も

「地域で輝く学生」がテーマのコラムですので、この春休みに取り組んだもう一つの活動も紹介します。地域貢献の一環として、私自身は3月半ばに山口県で萩市を世界にプロデュースするという1週間の国内ボランティアに参加してきました。

萩市遊覧船

萩市は、今もなお城下町に現地住民が住んでいる特色ある観光地として知られています。海と山に囲まれた自然豊かな場所に位置しています。しかし、近年若者の流出など少子化が喫緊の課題となっており、市内の人口が激減しています。そこで私たちは若者や子育て世帯に萩市に移住、定住してもらうことを目的に、ヨーロッパからの在日生と一緒にドキュメンタリー動画を作成することにしました。

萩市でのボランティア活動の様子

若い世代の観光客が立ち寄るようなカフェや観光地を訪問したほか、現地の子供達が遊ぶ公園、お店も動画に収めました。さらに行政の職員の方々や地域住民の方にもお話を聞き、インタビュー動画も撮らせていただきました。短い期間ではありましたが、プロジェクトを進めていくうちに住む側の人間としての萩市が見えてきました。

関東から来た何人かの起業家、実業家が起爆剤となり、萩市が大きく変わろうとしている火種があちこちにあることに遭遇できました。私が参加したボランティア団体のような外部から来た人たちが、地域活動で実際に貢献できることは限られています。しかし、今回私たちが作った動画のように市の現状を第三者へ情報を伝達することはできます。自分ができるところからこれからも多種多様な地域貢献に取り組んでいきたいです。

萩市の街並み

以上

記:志藤まりあ(兵庫県立大学 国際商経学部・学生)