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鼻整形時の軟骨選び!耳軟骨が良いの?鼻中隔軟骨が良いの?

鼻整形時の軟骨選び。耳軟骨が良いのか、それとも鼻中隔軟骨が良いのか。

鼻整形について調べてみたら‘軟骨’という存在に出くわします。

軟骨は意味自体を解釈すると、プニプニした骨で関節の部位などにくっついている私達の体の組織のうちの一つです。

私達の顔や耳、鼻にも軟骨がありますが、このような軟骨は鼻整形時に形を支えてくれる貴重な移植の材料になります。

耳軟骨が良いのか、鼻中隔軟骨が良いのか。

鼻整形のカウンセリングをしていると、勉強をたくさんされてから来られた患者様は、耳軟骨が良いのか鼻中隔軟骨が良いのか気になられる方がおられます。

鼻整形をする際に使われる軟骨は大きく分けて三つありますが、
耳軟骨、鼻中隔軟骨そして肋軟骨です。

耳軟骨は耳を触った時プニプニした部分で、鼻中隔軟骨は鼻の真ん中にある鼻の穴を仕切る壁のような軟骨です。肋軟骨はあばら骨と胸骨の間にある軟骨です。

結論的にはそれぞれの軟骨はそれなりの特性をもっており、どの軟骨が良い悪いと断定して話す事は出来ません。
患者様の要求と再手術の可否によって違った使い方をします。
通常、耳軟骨と鼻中隔軟骨を最も頻繁に使用しますが医師の好みにより変わることもあります。

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耳軟骨の特性

― 衝撃にも折れず、曲がってからまた元通りに伸びる。
― プニプニと柔らかい反面、支持して耐える力が弱い。
― このような特性のため弾性軟骨(elastic cartlage)として分類。

耳軟骨は柔らかい為、鼻先に移植しても触った時、元々の鼻のようにプニプニと自然な感じがします。
しかし、鼻を高くした時、柱として支持する力は相対的に弱い方となります。

ですので初めての鼻手術や過度にならないように鼻を高くする場合、採取した耳軟骨を半分に折って鼻柱に移植し、鼻を高くする為に使用します。
また追加で鼻先に幾層にも積み上げて、鼻先をシャープにする為にも使用します。

耳軟骨の場合、耳全体の軟骨を全て採る訳ではありません。
耳殻の内側の軟骨を選択的に使用し、耳の構造がねじれないよう注意する為、採取した後の形が変になる場合は珍しいです。

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鼻中隔軟骨の特性

― 相対的に硬く丈夫で支持する効果が良い。
― しかし衝撃を受けた時に折れる特性がある。
― このような特性のためガラス軟骨(Hyaline cartilage)と呼ぶ。

鼻中隔軟骨は鼻が大きいほど、厚く丈夫で量も多くなっています。
一般的に韓国人の場合、西洋人のように鼻中隔が大きくよく発達していません。
特に鼻が低かったり小さい人は鼻中隔軟骨の量が少なかったり薄くなっています。

ですので鼻中隔軟骨の場合、大きな鷲鼻整形や歪んだ鼻整形、鼻中隔湾曲症の手術などで代表的に使われます。
このような患者の場合、鼻中隔軟骨が大きくて良いというだけでなく、一緒に鼻中隔を矯正しなければならないためです。
特に鼻を派手に高くしたい場合には、高くした鼻を丈夫に支持するために鼻軟骨または肋軟骨を使用します。鼻を派手に高くする場合、耳軟骨が十分に支持が出来ないことがあるためです。

材料が豊富であるほど料理も多様に表現が可能なように、軟骨もやはり材料が豊富であるほど細密な鼻整形が可能となります。

ですので患者が希望する自分の鼻の姿、そして採取可能な軟骨の量などを考慮し、鼻軟骨と耳軟骨を一緒に使用したり肋軟骨と耳軟骨を一緒に使用する場合も多くなっております。

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