見出し画像

実はこの度うつ病になりまして。

ついにコロナに世界中が苦戦した2020年が終わり、新しい年になった。

多くの人にとってそうだったように、去年は私にとっても辛い年だった。
だからこそ2021年は良い年になるよう、願っている。


うつ病と診断されたのは去年の11月だった。
延々と下がらない微熱から始まった。

診断される前から薄々そうじゃないかと思い始めてはいたが、なぜ私が今更なるんだろうと驚きだった。

なぜなら私はとうの昔に精神を病んでいたことがあるから。
今更、精神疾患にはならないと思っていた。その段階はとっくに過ぎていて、もう無縁だと思っていたから。

原因を探ると、どうやら一昨年に受けた会社でのパワハラが大きな理由のよう。
思いのほか、打撃は自覚無しに時間が経ってから来るもののようだ。
その会社はもう辞めてやったから、平気になったと思っていた。


精神的に疲れていたところで頑張り続けたのも良くなかったのだろう。

うつ病になって知ったことは、
「病んでいること」と「うつ病」は違うということ。

中学や高校の時、私はものすごく人生が嫌で、自分が大嫌いで心病んでいた。毎日死にたいと思っていた。
それでも病気だとは診断されなかった。なぜこんなに辛くても病気ではないのだろうと思ったものだった。
でも、病気と心病んでいることは、別物だった。

うつ病は心の病気というより、脳の病気だった。
病気とは、元気になる気があっても体が動かない。奮い立たせる気力が出ない。記憶力もかなり下がる。頭もぜんぜん働かない。


今日は頭の調子が良いのか文章をうてているけど、調子が悪いと頭が働かない時が往々にしてある。

最初のうちは「病気なんだから仕方がない」と思っていたけど、何ヶ月か経った今、「甘えじゃないだろうか」と自分で思ってきてしまう。

そろそろ働かなければと思う反面、体調や頭の働きの面で迷惑をかけないだろうかという怖さもかなり大きい。

うつ病の人はどうしているのだろうか。フルタイムで働いている人もいるようだけど、一体どうやっているのだろうと思う。 

全ての友達に現状を打ち明けられるわけでもなく、人の中にも行かず、家で過ごして終わる日々。
どうしようもなく不安になり、今ここに思いを綴っている。

せめてこのnoteが、他のうつ病の人や、周りにうつ病患者がいる人へ読んでもらえるように。

また詳しいことは、いずれ書いていきたいと思う。


画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?