兄弟との接触が一番疲れる
突然、母の認知症が発覚し、
急遽実家へ戻ったのが先月。
我が親ながら、
変わってしまった姿を受け入れるのは
かなりきつかったが、
実家へ戻るのに気が重くなる大きな理由の一つに、
兄弟と顔を合わせなければいけないことだった。
兄弟とは昔から疎遠で、
理解し合える感覚を全く持てなかった。
そのうちお互いに無関心になり、
逃げるように実家を出た。
盆や正月も
兄弟と顔を合わせなくて済むようにわざとずらして帰郷していた。
そんな関係性の中で、
今更協力しあってなにかをできるのか、
全くもって自信がなかった。
それでもなんとか声をかけて集まり、
話し合いをした。
すると、
思った以上に気持ちを寄せてくれて、
昔からのわだかまりが溶けたような気持ちになった。
しかし、
いざ行動する段になると、
忙しいだのなんだのと、
あれこれ言い訳をしてなにもしない。
さらに、
私がしたことに対しては意見をしてくる。
「兄弟に会う=傷つく」の構図を脳内で作り上げてしまってる私は、
彼らとの接触だけは避けて通りたかったが、
意を決して飛び込み、
今回も同じ目にあった。
なんだかそれで
ぐったり疲れてしまい、
無気力になった。
グダグダしている自分も嫌いだが、
回復するまでにはもう少し時間がかかりそうだ。
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