型にならって書くのがプロだ
今まで誰も書いたことのない文章を書こうとするのは初心者が陥りやすいポイントだ。
文章の型に忠実に書いて、
量産していく中で質を高めるのがプロだ。
ライティングを始めたては、
気合が入っているので、
少しでも自分らしさを出そうとする。
それは素晴らしいことなのだが、
初心者が工夫をこらしても、
どうしても片寄りがでる。
クセが強くて自己満足になる。
一方で、
文章の型を適材適所に使い、
無駄なく的を得ているのが
売れるライターだ。
そもそも、
「自分だけのオリジナル」は幻だ。
「人類史上、初めて自分が考えついた記事」
は、とっくの昔に誰かが考えたものだ。
自分が発想したように思えることも、
脈々と流れる文化をなぞっているだけなのだ。
つまり、
今すでにあるものを自分の中に取り込んで、
とんでもない量を使い込んでいくうちに
上手くなったのがプロだ。
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