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何に傷ついているかは自覚がない

何気なく言われた一言や

取られた態度で傷ついても、

その瞬間には自覚がないことがある。


それは

社会に適応していくうえで

「顔に出してはいけない」という思考を

身に付けてしまったのかもしれないし、

家庭で過ごすうえで

自分の気持ちを正直に話したら

次なる被害を被ると

防御することを覚えたのかもしれない。


どちらにせよ

恐怖に覆われて

自分の気持ちを閉じ込めてしまうことを

いつの間にか

覚えてしまっている。


だから

投石された

一言は、

その場では

何もなかったように

やり過ごされるが、


人間はやはり

自分の気持ちにウソをつき通すことは

できないもので、


どこかに違和感を感じたまま

かなり時間が経って、

傷ついていたことに

自覚する。


その時

もうすっかり場面は変わってしまっていて、

あの時

自分が傷ついたことは

いまさら

遅いと

また閉じ込めてしまう。

自分の気持ちに

間違いはない。


こんなことで

傷つくなんて

自分は何て弱いんだろう

とか、

大人なのに

そんなこと気にしてたら

やってられない

とか、


そんな風に

自分をだますことを

くり返していたら


悲しい習慣が身についてしまう。


「自分がそう感じた」

ことは、

そのまま

受け取ってあげよう。


できれば

タイムラグがないように、

できるだけ

早く気づいてあげよう。




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