国際ニュース TOP3 (6月4日)
1位：メキシコ初の女性大統領誕生
メキシコで史上初の女性大統領が誕生。
与党・国家再生運動（MORENA）のシェインバウム氏。元メキシコ市長、物理学修士、環境工学博士。
10月就任。任期6年。
2日投開票の大統領選で野党に約2倍の差をつけて圧勝。
野党候補者も女性。女性同士の一騎打ちだった。
現ロペスオブラドール政権の人気が追い風となった。
現政権は、最低賃金引き上げや年金拡充によって貧困層から人気だった。
選挙の争点は麻薬カルテル同士の抗争による治安悪化対策。若者が犯罪組織に入らないよう就職支援を表明。
同時に行われた議会選と地方選の期間中、25人の候補者が殺害された。
【参考】
メキシコ初の女性大統領、シェインバウム氏勝利 現政権の路線継承（ロイター）
シェインバウム氏勝利宣言、メキシコ初の女性大統領（AFPBB）
メキシコ初の女性大統領誕生へ 左派与党シェインバウム氏 出口調査（AFPBB）
メキシコ初の女性大統領誕生へ 与党シェインバウム氏が圧勝（時事）
シェインバウム氏が当選確実 初の女性大統領誕生へ―メキシコ（時事）
「メキシコ初の女性大統領に」と勝利宣言（47NEWS）
メキシコ初の女性大統領へ現職後継の左派候補優勢（47NEWS）
メキシコ初の女性大統領へ 学者、現大統領に政治学ぶ（日経）
メキシコ初の女性大統領が誕生 現職の側近、シェインバウム氏大勝へ（朝日）
メキシコ初の女性大統領誕生 米大統領選、政権運営にどう影響?識者（朝日）
メキシコ初の女性大統領どんな人? 両親は科学者、ノーベル賞受賞も（朝日）
市長時代は治安対策で称賛 メキシコ初女性大統領のシェインバウム氏（毎日）
メキシコで初の女性大統領が誕生 左派与党候補が当選確実（毎日）
メキシコ大統領選、女性候補2人の一騎打ちに…有権者「女性大統領の手腕に期待」（読売）
2位：ゼレンスキー氏、中国を批判
ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議にて演説。
今月15～16日にスイスで開催される「平和サミット」へ参加するよう各国に呼びかけた。
また、ロシアが中国の影響力を使って、サミットへの不参加を他国に呼びかけていることを批判。
中国外務省は、ゼレンスキー氏の批判が事実ではないと反論。
中国はすでに不参加を表明。ウクライナが提案している和平案が、中国の条件を満たしていないことが不参加の理由。
ゼレンスキー氏は3日、フィリピンでマルコス大統領と会談。年内にマニラにウクライナ大使館を設立することを表明。
フィリピンは南シナ海の安全保障で中国と対立している。
【参考】
ゼレンスキー氏、フィリピン大統領と会談 侵攻巡る支持に謝意（ロイター）
中国、ゼレンスキー氏の批判に反論（47NEWS）
マルコス大統領と会談、支援感謝ゼレンスキー氏、マニラに大使館（47NEWS）
ゼレンスキー氏に中国反論 「他国に圧力加えず」（日経）
ゼレンスキー氏がフィリピン大統領と会談 兵士らのメンタルケア要請（朝日）
ゼレンスキー氏、中国は「戦争を支持」と批判 平和サミット不参加（朝日）
ゼレンスキー氏、なぜシンガポールを訪問? 「サミット」開催控え（朝日）
ゼレンスキー氏、フィリピン大統領と会談 マニラに大使館新設へ（毎日）
ゼレンスキー氏「外交の力必要」 世界平和サミットへの参加呼びかけ（毎日）
ゼレンスキー氏「1日に100のミサイルや無人機、飛んでくるのを想像してほしい」「それが何百回」（読売）
ゼレンスキー氏、中国のロシア支援は「戦争を長引かせる」…平和サミット欠席にも不満示す（読売）
3位：韓国、南北軍事合意を全面停止
韓国政府は3日、北朝鮮と締結している「南北軍事合意」の全面停止を表明。4日の閣議で正式決定する予定。
5月28日以降、北朝鮮から韓国へ飛来した「ごみ風船」への対抗措置。
南北軍事合意は18年の南北首脳会談で締結。緊張緩和が目的。軍事境界線周辺に緩衝区域を設けて、軍事行為を禁止した。
しかし、19年2月に米朝の非核化交渉が決裂して以降、北朝鮮は砲撃などの違反行為を繰り返していた。
23年11月に北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げに成功したことを受け、韓国政府は軍事合意を一部停止。
これに対し、北朝鮮は事実上の破棄を宣言していた。
【参考】
韓国、南北軍事合意を全面停止へ 汚物風船への対抗措置（ロイター）
韓国、南北軍事合意を全面停止へ 北朝鮮の汚物風船作戦受け（AFPBB）
南北軍事合意、効力停止へ 北朝鮮の挑発に対抗措置―韓国（時事）
韓国、南北軍事合意を全面停止へ大量のごみ風船中断も強硬姿勢（47NEWS）
韓国、南北軍事合意の効力全面停止を表明（47NEWS）
韓国、南北軍事合意を全面停止へ 軍事境界線付近で訓練可能に（毎日）
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？