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『なぜ、クリエイティブな人はメンタルが強いのか?』
印象に残った内容
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1.ポジティブ感情は視野を広げ、選択肢を増やし、身体の回復を早める
被験者に楽しい映像(「楽しい」の定義は人それぞれ)を約2分見た後に皮膚の回復力を測定したところ、楽しい映像を見た被験者の回復が早かった。(アメリカのポジティブ心理学者 バーバラ・フレドリクソン博士の実験より)
自分メモ:つい空き時間にお笑いや動物の動画を見てしまい、時間を無駄に浪費したと後悔することもあるが、ダラダラ見ずに短時間ならポジティブ思考になるのでOK!
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2.ポジティブ感情が生まれやすい習慣をつくる
今この瞬間を「味わう」こと。ポジティブな出来事をしっかりと噛み締める。写真を見返すなどして、過去のポジティブな出来事を鮮明に思い出す。
自分メモ:旅先での忘れたくない瞬間は必ず写真やメモで残し、日記を書く習慣をつける。
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3.週1回以上、声に出して笑うことが大事
ナチュラルキラー細胞の働きが活発になることが実証されている。
自分メモ:ほぼ毎日声を出して笑えている現状はすごく恵まれているのだな。今まで通りお笑い番組や芸人ラジオを視聴し、猫と触れ合い、夫とくだらない会話をたくさんする。
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4.不安を感じたときは、体を動かし、体を温め、不安を書き出す
自分メモ:今まで通りヨガと公園ウォーキングを習慣にする。
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5.自然環境でのウォーキングの効果
住宅街でのウォーキングと比べ、副交感神経が高くなり、よりリラックスした状態になる。(木に囲まれた池に沿ったコースと、中程度の交通量の道路に隣接したコースで比較)スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグも仕事の合間にウォーキングを取り入れていた。最もリラックス効果の高い風景は水の景色が3/2、緑の景色が3/1の割合。(イギリスのプリマス大学心理学部の調査より)
自分メモ:公園ウォーキングの時に、なるべく噴水のあたりも通る。
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6.反芻思考をクリエイティビティに活かす
反芻思考=物事を何度も繰り返し考え続けること
反芻思考の度合いが高い人はクリエイティビティが高い傾向にあった。(スタンフォード大学心理学部の実験より)
反芻思考になりがちな人は自分の内面を見つめ、様々なことに思考を巡らせる癖がついているため、アイデアを発想しやすい。ただ、あれこれ考えすぎて脳のエネルギーをたくさん消費してしまうので、考えていることを書き出して分析整理することが必要。
自分メモ:考えていることを書き出す習慣をつける。
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7.クリエイティビティを高める第一歩は「保存」
日常の中で自分の興味のアンテナに引っかかったことは、片っ端からメモし、時間があるときにそのメモをパラパラと見返すことで、そのランダムにメモした情報同士から思わぬアイデアが生まれることがある。
自分メモ:こまめにメモをし、見返す習慣をつける。
8.日常生活で「挑戦」の機会をつくり出す
入ったことのない店に入る、頼んだことのないメニューを頼む etc.
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9.日常を「拡張」して、未知の体験を積む
ワーケーションで非日常を体験する
自分メモ:年に何回か一人でPCや画材を持ってワーケーションに行く。
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10.感謝の気持ちは心拍の波形にも表れる
感謝の気持ちを持つことは、クリエイティビティにとって重要な忍耐力を養うのに有効。(アメリカのハートマス・リサーチセンターの研究より)
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11.「足るを知る」とウェルビーイング(幸福感)になる
老子の名言「足るを知る者は富む」
常に最良の選択を追求する人をマキシマイザー(追求者)、自分の中の基準が満たされた時点で、選択肢の比較を止める人をサティスファイサー(満足者)とし、選択肢が多くて迷う場面では、サティスファイサーの方がより満足度の高い決定ができることを実験で明らかにしている。(アメリカの心理学者バリー・シュワルツ博士)
ただ、クリエイティビティは現状に満足せず「不足」をバネにすることも必須なので、「どこで満足するか?」という問いは探る必要がある。
まとめ
著者の本を読むのは初めてだったが、わかりやすい文章で、上記以外にも、ポジティブなメンタルを保ちクリエイティビティを発揮する方法がたくさん書かれていて読み応えのある本だった。1などは今までなんとなく知っていたが、実験内容を知ることで腑に落ちるところもあった。
2、6、7は、読書録を残したり、日々の感情を書き留めておくことの重要性を再認識することができた。ポジティブ思考はもともとの性格もあって意識せずにできていたけど、クリエイティブを発揮させるために不可欠な「反芻思考・忍耐力」に自信がないので、2、6、7を実践して克服したい。noteを始めるにあたり背中を押してくれた一冊。
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