3ヶ月間のコーチングを受けてみて
縁あってお知り合いになった起業家の女性から、11月から3ヶ月間のコーチングを受けることができた。
去年の秋頃は、初めてグローバルチームに配属されたばかで、自分の新しいアサイントメントに戸惑ったり、プロのメンターを養成する起業家女性との出会いがあったり、自分にとって変化の激しい時期だった。
HRの人間として、コーチングやメンタリングを学ぶ必要性はずっと感じていて、一度自分が受けてみようかなと思い、3ヶ月間6万円というお試しコースを作って頂いて申し込んだ。
コーチングとは、対話を重ねてクライアントの目標達成に必要な視点や気づきを促し、自発的な行動を支援すること。
ティーチングとは異なり、コーチングでは「答えはクライアントの中にある」という考え方に基づいているので、自分のこれまでの人生、これからの人生を考えざるを得ない場面が多く、とても貴重な時間を過ごせたと思う。
考えごとをしているとどうしても自分に否定的な言葉が浮かんできてしまい、「内省」が得意でない私にとっては、非常に肯定的なもう一人の自分が壁打ちをしてくれたような感覚だった。
人生の中でのアップダウン、感情の起伏、コンディションの良し悪し、物事が上手くいく時いかない時など、これまでも沢山あったし、きっとこれからもあると思う。
そんな中でこの3ヶ月間、注意深く自分の感情や考え方に対する洞察・観察・共感を行ったことで、ギュッと濃縮した人生の山あり谷ありを振り返る機会になった。
私にとって一番の学びは、自分にとってのベストなレジリエンスの方法を見つけられたこと。
・人を貶める行動、尊厳を傷つけるような言葉、心ない悪意には自分を心を貸さないこと
・自分を肯定し勇気づけてくれる応援団のような存在を大切にし、感謝すること
・「他者への貢献」が自分の何よりのエネルギーの根源であり、そのためなら寝食忘れて楽しく頑張れてしまうこと
・「細く長くがいいよ」と言われても、「私はいつも全力な人です」と胸を張って言いたいこと
・そういった自分の考えに自信を持つこと!
とても良い機会だった。来月からはマンスリーでメンタリングセッションをお願いしたいと思っている。