【約5分で読めます】地方中小企業,個人事業主がデジタルマーケティングを始めるには、●●●●が必要！

こんにちは！
株式会社conexioでデジタルマーケティングを担当している平石です！

弊社は兵庫県姫路市に事務所を構えながら、
地方中小企業や個人営業の飲食店、小売店向けの課題解決に向けて、
個社別にデジタルマーケティングのコーディネートを行っている会社です。

全国の中小企業や個人事業主の方へ、少しでもお役に立てばと思い、
noteにて執筆を開始しました。

今回の記事では、デジタルマーケティングを始めたいけど、
何から始めていいかわからないという地方中小企業の方に向けて、
私の考える”デジタルマーケティングの始め方”をお伝えしていきます。

凄いことを書いているわけではないのですが、
お役に立てば幸いです。

デジタルマーケティングは”課題認識”がスタートライン

▼地方中小企業の抱える”課題認識”への薄さの原因
まず、デジタルマーケティングを始める際に必要となるのが、現状に対しての”課題”の認識と私は考えています。

地方都市では競合が少なかったり、人の流動が起きにくく、課題を課題だと認識していない企業様も多くみられます。

例えば、「顧客管理？うちは一期一会の商売だから、お客様が来てほしい時に来てくれればいいんだよ」「デジタルデータはデータであって、現場では使えないからいらないよ」などのお考えをよく耳にします。

ですが、そのような企業様ほど、このコロナ禍において次の打ち手が考えられず、「何かしたい」けど「何をしていいかわからない」といった事象が起きてしまっています。

実際に様々な業界で浸透していた顧客管理への取り組みをしていなかった飲食店が、コロナ禍になって「これまでに来てくれたお客様がわからず、情報を発信しようにも発信する先がない」といった悩みも多くなってきています。

私は”課題”とは、ネガティブな意味ではなく”伸びしろ”という意味でとらえており、新しい考えに触れる機会の少ない地方都市では、せっかくの”課題=伸びしろ”に気づいていない企業様が本当に多く存在します。

▼デジタルマーケティングはあくまで”手段”である
デジタルマーケティングは「課題を解決」する為の手段でしかありません。
デジタルマーケティングをしているからすごいのではなく、「しっかりと経営戦略を立て、戦術としてデジタルマーケティングを活用し、課題を解決し会社の利益を上げること」がすごいのです。

あなたの会社の課題によっては、クリティカルな打ち手がデジタルマーケティングではないこともあるでしょう。
まずは自社の”課題=伸びしろ”を認識することから始めましょう。

課題を見つけるおすすめの方法

▼WILL-CAN-MUSTで考える
あなたの会社の将来のビジョンは明確になっていますか？

起業直後は「大きな会社に成長させて、地元を盛り上げるんだ」「自社のサービスを通して、世の中をもっと便利にするんだ」といった熱い想いを持っていたけど、数年経つと忙しい日々に忙殺され、気づけば創業当時の想いを忘れているという方を良く見かけます。

そんな方におすすめなのが、WILL-CAN-MUSTの考え方です。

基本的に自己分析でよく使われるフレームワークなのですが、企業に当てはめてみてもいいと思います。

自社のやりたい事=WILL、自社のできる事=CAN、自社の求められている事=MUST

この3つを考えることで、自社の現在と理想のギャップを知ることができます。

▼ロジックツリーでギャップを細分化する
WILL-CAN-MUSTで把握した理想と現実のギャップをさらに細分化する事で、何から取り組めばいいのかわかるようになります。

細分化する際には、ロジックツリーを使ってみましょう。
ロジックツリーとは、ある事象を構成する要素で枝分かれさせていく手法です。

↓ロジックツリーはこんな感じ↓

ロジックツリーを使用することで、課題に対する粒度を細かくし、
どこから手を付けていくのかを明確にしてくれます。

この段階から課題解決をする為の手段の模索が始まります。
これを行わずに新しい取り組みを始めても、求めている結果に近づきませんし、続きません。

ここでデジタルの力を使って解決すべきという結論が出てから、デジタルマーケティングを始めると良いでしょう。

まとめ

今回の記事では、地方中小企業、個人事業主の方がデジタルマーケティングを始める為に必要な、”課題認識”について解説いたしました。

①WILL-CAN-MUSTの考え方で、現状と理想のギャップを知る
②現状と理想のギャップを構成する要素を分解し、打ち手を考える

ありきたりな考えですが、だからこそ重要な考え方になります。
弊社では、そういった課題抽出のフェーズから、打ち手の提案、運用の振り返りまでを伴走し、経営パートナーとして活動しています。

少しでも気になる方は、弊社のウェブサイトを覗いてみてください。
最後まで見て頂き、ありがとうございました！

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平石　俊介　
Shunsuke Hiraishi
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