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[インタビュー] ミュラー、CL優勝後に語った思い

3冠獲得の立役者ミュラーが、ドイツ大手の家具店ヘフナーの広告塔として、同社ミュンヘン新店舗オープンにあたりインタビューに答えた。
【記事リリース日: 2020/8/27】

▼インタビューの様子 (タップして動画へ)

— 自身のプレースタイルを家具に例えると

ミュラー: 熱く燃えたぎる暖炉だね。それも過熱しすぎることなく、永遠に燃え続ける暖炉だ。きっと住宅の中心が一番似合うだろうね。一番よく燃えているのだから。

— 3冠達成を果たしてからの日々について

ミュラー: ポルトガルから睡眠不足を引きずっていたため、この2日間はあまり快適とは言えなかったね。壮絶な決勝戦を終えて、この試合はレースカーにも例えられるよ。まずは、全てのタイヤがまだちゃんと付いているかどうか、サスペンションがまだきちんと機能するかどうか、ちょっとチェックが必要だね。

— 休暇について

ミュラー: 僕にとっては家にいるのがごく普通だ。2週間以上を留守にしていたから、我が家で過ごすのを楽しみにしていたよ。ドイツ国内で過ごすのは悪くないね。

— UEFAスーパーカップのセビージャ戦で有観客試合も期待されますが

ミュラー: ところでスーパーカップっていつだっけ?いつもバスに乗り込む時、他の選手たちが教えてくれるんだよ。これからどこへ向かうかってね。でも、もし観客が少しずつ戻ってくるのなら、選手やクラブにとっても素晴らしく、この上ない喜ばしいことだね。そしてそれが実現すれば、僕らにとって理想的だ。ちょうどこうしたビッグマッチでは、ファンの熱い声援に代わるものはないからね。

— 簡素化されたチャンピオンズリーグの大会方式について

ミュラー: この大会方式はとても良いね。特に、今後スタジアムにファンが戻り、皆がひとつの都市に集い、そして共にこのサッカーの祭典をお祝いできたらね。本当に盛り上がるだろう。そして僕ら選手の立場からしても、試合数が少なければ負荷も減る。この大会方式が、将来的にひとつのオプションになり得ることには賛成だよ。

— 自身にとって2度目のトレブルの意味は

ミュラー: この2度とも、それぞれ何とも言い表せない瞬間だった。2013年のチャンピオンズリーグ優勝は、当時のチームにとって、とてつもない成功であり、悪夢を乗り越えることを意味していた。前年に、ミュンヘンでの決勝戦で敗れるという劇的な経験をしていたからね。そしてその後、僕たちは幸運への出口を見つけたというわけだ。今シーズンもクラブは難しい時期にあった。とりわけ、僕らのプレースタイルに対する一般的な見方が、それを物語っていた。よく言われていたのは、ばいやんの試合は見ていて楽しくないというものだった。内容が退屈だとね。それは僕ら自身も感じていた。だが今では、再びピッチで僕らは熱い心を取り戻し、楽しんでプレーができている。ここ9ヶ月は本当に素晴らしい時間だったね。

— CL優勝メダルは

ミュラー: 今は浴室に置いてあるよ。

— 控えから中心選手へ、自身の変化について

ミュラー: 秋頃の危機的な状況を乗り越えた先にこんな好調が続くなんて、僕ら自身も思ってもいなかったよ。転んでもすぐに起き上がる、僕にはそれができるといつも信じていた。こうした前向きな感情が僕を救ってくれた。

— 代表復帰への期待について

ミュラー: ここ数ヶ月のチームの快進撃や、僕のそこでの役割から、この問題が再燃するのは当然の成り行きだね。だが僕は、あらゆる方面からかなり明確な発言を受けたと思っている。そのため、何も進展はなく、今の僕には取るに足らない話題だ。

▼元記事
https://m.bild.de/sport/fussball/fussball/fc-bayern-muenchen-thomas-mueller-ich-bin-wie-ein-heisser-ofen-72609466,view=amp.bildMobile.html

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