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日本の働き方と意識

日本の友人と電話して気づく、日本の働き方について今日は書いていく。

私は海外生活を始めて3年半が経過したところ、
タイのチェンマイ2年を経て、今現在は台湾での暮らし。
ここでの暮らしの中で日々感じる、日本との違い。
働き方、そして働くことへの姿勢にこそ違いを感じる。

先日、とある日本の友人と電話で話していて彼女の発した発言をとても新鮮に感じた。

"今辞めたら、周りの人に迷惑をかける"

この考え、懐かしい感覚だな〜
素直にそう感じた。

そう感じたには、理由がある。

実際にチェンマイで生活する中で、
タイ人の友人の働く姿や仕事に対しての考え方を知っていくと、
日本のそれとは全然違うと感じるからだ。

台湾でも今現在、友人の話を聞いていると世間体も少なからず概念としてあるが、日本のその意識まではない様子。

日本のその考えは、良く言うと
責任感が強い。
しかし、自分を大切にできていないと今の私は捉えてしまう。

自分の気持ちや人生を重視するタイの友人は、周りに嫌われる覚悟で振り切って次へ次へと進んでいく姿勢があった。
その友人は貯金がいっぱいあるわけでもなく、裕福なわけでもない。

たとえ裕福でなくても、気持ちよく生きたいからなんだと思う

過去に私は今回の日本の友人のような状況の人をよく見たことがある。
優しさなのか、弱さなのか周りからの圧力なのか、常識という縛りからくるものなのか。

その正体は未だにわからないが、
私は日本へ一時帰国するたびにあらゆる友人から仕事の愚痴のような話を聴く機会があった。

そのどれもが、辞めたいけど辞められないシリーズ。

それをぽいっと簡単に捨てることができたら、どれほどラクか。
聞いててこちらも苦しくなってきそうなほどの、話ばかりだ。

年々、独立したりフリーランスになる友人が周りに増えていった影響もあり、
そういう悩みを聴く機会も減ってきてはいる。

仕事の不安定さはありつつも、自分で納得して働いているようにみえるフリーランスの友人たち。

多くのベンチャー企業の進出で、古い考えの組織と違った理念の会社も増えてっていると思う。

仕事で悩む人の話を聞いていると、
会社の評価のみを自己肯定感を上げる材料として利用しているように思える。
それ以外の場所で、自分自身をしっかり見つめ直し評価することが必要なのでは?そうも感じた。

雇用形態は何でもいいが、
自分を守れるのは自分自身しかいない。

会社がすべてではない、働くことがすべてではない。

自分らしさとはなにか
自分が心地いいと感じる時はどんな時か
自分にとって適切な労働とは
自分にとって適切な暮らしとは

ここを整えて、知ることにより
そこから仕事を選んでもいいんのはないか。

家賃が払えないなら、田舎に移動して安い家賃のところ探せばいいし
実家があるなら一旦お世話になるのもいい。

労働の歯車を一度止めて、このまま進めていいのか?進むべきなのか?
自問自答して、自分の声を聞いてあげてほしい。

自分を大切にできるのは、自分だけなのだから。

海外生活を通して、
もっと気楽に働いて生きてる人を見たからこそ、今のこの考えに至っている。

友達の話を通して、
働くということや日本の働くことへの価値観について
改めて考えるいい機会になった。





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