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#140字小説

太陽風

愛馬に高機能オムツを装着し、上空のオーロラを映す硝子張り都市の夜道を駆ける。劣勢だった有機生物軍の逆転勝利は、突然大暴れした太陽風のおかげだった。全てが宇宙ゴミとなった人工衛星の流れ星が綺麗だ。