こんな時代は、イノベーションに取り組みやすくなる?

「我が社を変革させよう!」とか「イノベーションに取り組もう!」は必要だ!と考えている経営者は、ほぼ100パーセントに近いのではと思います。ただし、実際に社内で、イノベーションを起こすプロジェクトや取り組みを実行している企業は、5パーセントくらいなのではと思います(私が多くの経営者とお話ししたり、伺ったりしている印象ですが。。)

なぜ、必要だと考えている企業がほぼ100パーセントなのに、実行している企業は5パーセントくらいなのか? そもそも人間は、命を守ろうという本能があるため、基本的には保守らしいですね。

なので、企業活動でも、リスクのあるイノベーションを起こすような活動は、ほとんどの方が躊躇してしまうのだと思います。また、既存の事業に一生懸命取り組むことの優先順位が高くなっているという方も多いのではと思います。

今、コロナ感染で、経済の先行きが不透明だったり、リアルに業績に響いている時なので、新しいことへの挑戦(イノベーション)の必要性が高まっていたり、優先順位が高くなってきているのでは。。

(既存事業が落ち込んでしまってそれどころでは。。という方はまずは、既存事業の立て直し!という動きになっているのかもしれませんが。。)

どちらにしても、厳しい環境には変わりはないので、まずはピンチをチャンスと考えて、ワクワクする気持ちになって未来への夢を描き、実現することを行動に移すということもアリだとおもいます。

例えば、「テレビ電話を使った会議」は、便利だと思うけど「やっぱリアルに会って話さないと。。」という思いから集まって会議をしていたのが、感染防止のためZOOMを使った会議をやってみたら意外と便利だと感じてきたり。。

「デザイン経営」は、クリエイティブな思考、人間中心的な思考でビジネスを推進する考え方なので、こんなご時世だからこそ、クリエイティブな発想で、何かに挑戦することも大切だと思います。

平穏な時に、新しいことを考えようとしても、現状の延長線上の発想になってしまい、いい発想を出しずらいのですが。。今という時代、外出の自粛とそれによる経済の低迷、テレワークでの対応などが日常になっている。特に今、難しいビジネス環境にあるので、そこを出発点にする。全く違うステージをベースに新たな「問い」をする。

そうすることで、発想も変わってきたり、リアルな着地点が見えてくるかもしれませんね。ただ、ここで注意が必要なのは、コロナ対策を考えるのではなく、今、社会で起こっている出来事を、キーワードにしたり、未来にむけた可能性として考えることが大切だと思います。

例えば、テレワークという働き方や、自宅で過ごすということから、感じること、潜在的な意識の中でふと思うこと(インサイトって言ってもいいかもです)。。などから、新しいコトづくりを考えるとか。

グループでも外食ができなくなって、ZOOM飲み会みたいなことをやっている方もいらっしゃいますが、そこで感じること、思うこと(インサイト)から、未来を考えてみるとか。。

休日は、家にいる時間が増えているかもしれませんので、「自社の未来」を考える機会にしてみるのもいいかもしれませんね。

弊社サイトでも、デザイン思考のプログラムをご案内しています。
https://www.interplanning.co.jp/designthinking.html

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