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学校、ときどきホームスクーリングはじめました…!

“ただいまー!あのね、今日はAちゃんとBちゃんと一緒にかえってきたんだよ。雨が降ってきたけど、傘持ってなかったから入れてもらったんだー♪”

“おかぁさーん!来週は毎日、学校行くことにする❤️だってHくんに会いたいんだもん!!両思いになったら、告白するんだ〜♪♪”

“あ、やっぱり明日、学校行くのやめる!だって国語が3時間もあるんだもん。。。”

夏休み明け、3日間ほど学校を自主休校していた娘様。翌週からは、なんと毎週3日“も!”学校へ通っている。すごい!!笑 

小学校に入学して以来、学校へ行きたく無い病を発症している7歳の娘。「お友達と約束したから」ともう一日いこうとしたけれど、夜になると行きたくなくなり始め…結局休んだり、「好きな男の子に会いたいから、毎日行く!」と、言い出したものの国語が3時間あると気付いて休んだり、どうやら3日くらいが彼女にとってギリギリ頑張れる精一杯らしい。そんなこんなで、私は、娘を週3日学校に送り出し、週に2日はホームスクーリングをする覚悟を決めたのだった。

ありがたいことに、夏休み明けの家庭訪問(新学期早々3日も学校を休んだら、そのまま永遠に夏休みになるのでは?と心配した先生がわざわざお知らせを届けがてら、様子を見に来てくださった)で、担任の先生も「週に2日でいいから来てみない?」「物語考えるのが好きなら、学校休んでいる日は、その物語書いてタブレットで先生に送ってよ!」と言ってくださったので、【先生公認】というお墨付きを貰った娘も(私も!笑)、堂々と週3登校(週2と提案されたら、3日言ったら先生びっくりするかな?と、一日増やしていた笑 プレッシャーから解き放たれてるってすごい効果があるんですね。)に意欲を見せたのである。入学当初は「毎日学校へ」、「早く慣れてもらわないと」というお声掛けをしてくださっていた先生だけど、1学期を通して娘や私とお話する中で、毎日は難しい…と諦めて?笑、でも、「学業も人間関係も良好だし、学校に来るのをゼロにするのは勿体無い!!」と、娘が頑張れる接点を共に探してくださったようである。なんとありがたいことでしょう。


顔を見て、お互いの立場を尊重しながら、戦わずに、でも本音で対話するって、すごい大切なのだなー◎親としては、基本、「学校だけが全てではない。行きたくないなら、行かなくても良い」と考えているけれど、一方で、「学校を通じて同世代、同じ地域の子達や先生方と築く人間関係は娘の財産である」というのも本音である。あと、やっぱり親と子が離れている時間も親にも子にも必要!!

だから、週に2日でも3日でも学校に行ってくれたら良いな。そして、残りの2日、3日を申し訳なくネガティブに休むのではなく、あっけらかんとホームスクーリングします!!と、ケロリと休めたら最高♪だけど、流石に公立小学校でそんな自由なスタンス、ご迷惑だよね…??難しいかなー。でも、諦めたくない!!そして、学校や先生とは対立しないで、健やかな関係を築いていたいな。

そんな風に、ふわっと割と本気で考えていたら、本当にその通りになってしまった笑 どんな関係で娘を見守りたいか、どんな状態を作れたら娘も家族も先生もベスト(時にベター)なのか、在りたい姿をイメージして、それを少しずつ、先生に共有しようかな?と思っていたら、先生の方からも色々と提案してくださって、娘の2学期は1学期より、素敵な状態になっている。(ように見える。本当のところはわからんけど笑)

“娘ちゃん、明日は学校来るー?” “行くよー”

学校を休んだ日の道端で、同じクラスのお友達に出会ったら、こんな風に声を掛けられていて笑ってしまった。もはや、娘は「学校に時々くるキャラ」を確立したらしい。あっけらかんと、学校を休んで、休んだ日にもニコニコ笑顔で堂々とお友達と話せるって、なんか良いな。と、思ったのだった。

そんなこんなで、週に2日、学校を休んでいる娘だけど、我が家では、いくつかルールを決めている。

一つは、「行く!」と宣言していたにも関わらず当日の朝の【気分】で「行きたくない」と騒いだ場合は、否応なしに学校へ行くこと。、“宿題が終わっていない”とか、“準備が終わっていない”とか、“前日、遅くまで起きて本を読んでいて起きられない”とか、“遅刻するから”とか、そういうことが理由で学校に行きたくないと言い出した日は、どんなに娘が暴れても背負ってでも学校へ送り出している。今日も暴れてw、夫が背負って学校へ連れて行ったけど、何度も脱走されたらしい…苦笑 「行きたくない」という【意志】を、当日いきなり発する時もあるけれど、当日の予定変更は「準備が終わっていて、それでもなお、どうしても“行きたくない”」時のみOKというルールである。

「学校に行かない」ことは気にならないけど、まだ小学1年生なので生活リズムは崩れないように、親が少し手伝ってあげた方が良いのかなと思っている。…というのは理想で、娘が暴れるのに付き合いきれず、「はいはい、もう休んだら…。」と妥協してしまう時もあるのだけれど。。。なるべくそうならないように、「学校へ行く」と決めている日は、前日から家族総出で準備している笑 すごいな、我が家w娘が小学校に行くだけで、遠足並みに毎回大騒ぎだぜ♪ふふふ◎


もう一つのルールは、学校を休む日も、朝ちゃんと起きて、タブレットを使い学校のみんなにメッセージを送ること。娘の学校ではIT教育の一環で毎朝、タブレットを使い「健康観察」というメッセージ(その日撮った顔写真と、タッチペンで描いた今日の目標)を送ることになっている。これは端末さえあれば我が家からでもできるので、今日は休んでこんなことします!という「今日の目標」を送ることにしている。最初は先生だけにメッセージを送るという話だったのだけど、だんだん、娘が全員に向かってメッセージを送るようになったので、そこを毎日の習慣に取り入れてみることにした。

学校へ行ってみると、「髪切ったんだねー、ってみんなで写真見て言ってたんだよ」と言われたり、毎日の顔写真とメッセージだけでも、交流できているようである。娘も大好きなお友達とか、好きな男の子の写真やメッセージを開いて、ニコニコ嬉しそうにしている。2020年のプログラミング義務教育化とコロナ禍でICT化が進んだ恩恵をガッツリ受けている我が家なのであった。すごい時代である。まさか、先生もこんな風にプチ不登校児とコミュニケーションを取るとは思わなかったんじゃないかなー。「たぶん、できるからやってみて!先生に教えて!」みたいな感じで、柔らかにタブレット活用を提案してくださった先生に感謝である。

娘は学校が嫌いなだけであって、“お友達”はもちろんのこと、“先生”も“勉強”、大好きなのである。好きなものがあるなら、行ける範囲でいったらいい。「学校に行く」のは目的ではなく、“お友達と遊ぶ約束をする”、“知らなかった新しいことを学ぶ(教科はつまらなくても先生の話は楽しいらしい)”、“好きな男の子に会う”←new!!ための!!手段なのである。毎日行くことを目指さなくても良い。そんな呑気な我が家の人体実験。学校、時々、ホームスクーリング。娘が家にいる時間、時々、カフェに逃げることで、自分の時間を確保する母なのであった笑 これも夫が在宅勤務だからできることもかも知れないなぁ。時代が大きく変わる流れの中で、小学生活を送れる我が家は運がいいみたい◎わーい♪



3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎