上腕二頭筋と猫背~肩甲骨を寄せる~
前回の続きです。
早速前回の続きである、肩甲骨を寄せる、ことについて。
猫背改善のためには、肩甲骨を寄せる、動きが必須です。
実際に肩甲骨を寄せる動きをすると、
図のような動きになります。
では、ちょっと意地悪をして
腕を前に組みながら肩甲骨を寄せてみてください!
え!そんなの無理でしょ!と思うかもしれませんが、できますよ。
もちろん、腕と一緒に動かすよりは可動範囲をせまくなります。
でも充分に動かすことができます。
もし、これができない方は肩甲骨をきちんと使っていないといってもいいでしょう。
厳密には肩甲骨は動いてはいるのですが、腕を後ろに引いているだけで、肩甲骨を寄せる筋肉を使えていない=機能していないのです。
多くの方は肩を後ろに引くときに、伸展が強いのです!
腕をバンザイする屈曲は180度の可動域があるのに対して、伸展の可動域は50度しかありません。
ただ関節には遊びがあるので、可動域以上でも動かせられますが、過剰な動きは関節にとって弊害です。
肩甲骨を寄せる動きは深呼吸をするときに行います。
そのとき、正しく肩甲骨を寄せられないと胸郭がうまく開かず、息が吸いにくいのです。
でも肩甲骨がきちんと機能するとあきらかに呼吸がしやすい!
見た目は同じように動かせていても、運動の質が違います。
まずは腕組み肩甲骨運動をやってみてください!
それができるようになったら、次のステップ!
指の使い方。
どの指を意識して動かすで、腕や肩甲骨の動きが変わるんですよ!
これについては、また記事できたらと思います。
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