デスクワーク中の姿勢【クライアント用】

仕事の合い間には、ときどき「姿勢を正す」ことを習慣にします。

ヒジから先を抜き、腕をダラッとさせます。

腕の力が抜けると、重心がお腹(丹田)に向かって下がり、
体感覚的にも腹が据わる、お腹周りが充実した感覚が得られると思います。


デスクワーク中はどうしても肩肘に力が入りやすく、重心が上がります。

俗に言う「腹が立つ(上がる)」状態です。

言葉の通り、腹が立った体勢は「気持ちもせっかちになって、頭部もカッカッカッカッ!」してきます。


次は頭部を含め目線を上げます。
その目安になるのがカンペルライン(カンペル平面)です。

10メートル、100メートル先を見るようなイメージです。

日頃のパソコン画面を見るときも意識したい「目の使い方」です。

この目の使い方をもう少し深掘りすると、「離見の見」、といいます。
能の世阿弥がつくった言葉と言われていますが、
パソコンを見ている自分をさらに背後から俯瞰して観ている(観察している)ようなイメージです。

仕事中は前傾姿勢で頭部も前のめり(ストレートネック気味)になります。

この「離見の見」は、前のめりを予防し、背筋も自然と伸びやすくなる利点があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?