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【上手な士業の使い方202407】

【上手な士業の使い方】

士業と経営者、新規事業担当者の会などもコロナ以前はよくやっていましたが、今後新宿のオフィスで同様の交流会などをあらためてやっていこうと思っています。
ご興味ある方やご協力いただける方いらっしゃいましたらご連絡いただければ幸いです。

さて、毎日何かしらの相談を受けていますが、相変わらず士業のことを知らない方が非常に多いですね。
とはいえ、士業自体も他の士業のことを知らないことが多いので悩ましいですが。

何を皆さん知らないのかといえば、例えていうなら、病院にも様々な科があるように士業にもそのような専門分類があるということがわかっていないようなものです。

病院でもわかりにくいことありますよね?
「◯◯専門医」など違いがわかりにくいことも多々あります。

士業について幾つか解説していくと、書類全般についていえば扱う範囲が広いのが弁護士と行政書士になります。これは法律上の話で、実際は弁護士は裁判のイメージですよね?
一方、行政書士は役所関係の書類のイメージかなと。

「権利義務、事実証明の書類の作成」

というものがありますが、その点が行政書士と共通しています。

その点で範囲が広いのです。
ですので、私の弁護士と仕事をすることやプロジェクトに関わることもしばしばあります。

他の士業は内容によって専門があるので、その専門領域の仕事以外はやらないことが多いです。

例えば、税理士は税金にかかわること以外は基本的にやらない。

司法書士は登記に関わること以外はやらない。

社会保険労務士は労働に関わること以外はやらない。

といったような形です。

ただし、士業の中でもそれぞれさらに専門があることに加え、また地域的な問題や条例などの問題もあるので何かの事案について、◯◯の資格を持っている人に聞けばよいというものでもないように思っています。

ここ数年私が力をいれてやっているのは、どこに相談したらいいかわからないもの、というより、わかっているのだけれどそれについて詳しい方や適当な方を紹介することです。

もっと言えば、相談者の性格に合った方を紹介しています。
折り合いが悪いとなかなか進みませんので・・・

ちなみに、
私の専門分野はリスク回避、予防法務の部分です。
相続でいえば遺言作成やそのための調査など。
会社でいえば雇用の際の反社会的勢力対策や横領対策、情報漏洩対策、契約書作成、新規事業、それに関わる許認可対応などです。

現在は何をやったらいいのか、というより何をやらないほうが良いのかということから、何をすべきかの提案をさせていただいています。

その観点からパートナーの弁護士、弁理士、税理士、会計士、社労士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士などを紹介させていただいています。

とはいえ、行政書士の仕事なのかそれは???
と言われることも多くやっています。
世にいうコンサルタントという部分の枠に入るかと思います。

ただ、前提として行政書士業務の主な内容が一般的に許認可などであるので、事業をやるにあたって、あるいは日常生活を送るにあたってやってはいけないことや、やらないほうがよいこと、これから禁止されるであろうことについてはかなり注意をしています。

それでも足りないことはたくさんありますので、私自身別途、新規事業や海外進出支援、事業承継やファミリーオフィスを担当できる法人をパートナーたちと作っています。

どこに相談していいかわからない場合、
また、
こういうことがしたいんだけどどうしていいかわからないという場合、私が得意なことであれば私が、そうでなければその専門性が高い方をご紹介させていただきます。

より充実した世界を生きられるように、よりそういう人が増えるように、士業と事業をしていきます。

徳川綜合法務事務所 石川裕也

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