見出し画像

ライトニングトークの登壇者メリット10選

こんにちは、コミュカル Mitzです。
コミュカルでは常に20以上の企業/コミュニティの企画運営を推進しているのですが、コミュニティイベントも毎週開催しています。
そんなコミュニティイベントで一番多いのがライトニングトーク大会です。
今回はこの「ライトニングトーク」について、そのメリットをお伝えします。


こんな方におすすめの記事です

  • 登壇に興味がある・登壇してみたいと考えている方

  • 登壇者を探している方

  • コミュニティ推進者を目指している方

  • コミュニティ推進をされている方

  • コミュニティ推進に興味がある方

ライトニングトークとは

ライトニングトークとは、Lightning Talkと書き「LT」(えるてぃー)と略されることが多いです。5分程度の短時間でテンポよくトークするプレゼンテーションの一種で、様々なイベントで取り入れられています。
※一般的には5分程度が多いですが、10分程度の場合もありイベントにより異なります。
参考までに、このツイートに添付している画像は「ライトニングトークとは?」を1枚のスライドにまとめたものです。ぜひ見てみてください。

誰にメリットがあるのか

上記ツイートに掲載したスライドではメリットを簡単に3点だけ記載していますが、今回はさらに詳細なメリットをお伝えします。
まず誰にとってのメリットなのか、答えは以下3つの立場。

  • 登壇者のメリット

  • 視聴者のメリット

  • 主催運営側のメリット

ライトニングトークのメリットは登壇者だけではなく、それを観る視聴者側、そしてそのイベントを推進している主催運営側にもメリットがあるんです。今回はそんな中から「登壇者のメリット」についてお話します。

登壇者のメリット10選

結論からお見せします、登壇者のメリットはこの10選!

ちなみにこれが全てではないですし、全ての登壇者に必ず当てはまるというものでもありません。ですが、これが最も分かりやすいメリットだと考えています。
このメリット10選について簡単に解説していきます。

登壇前に得られるメリット

1.度胸がレベルアップ(立候補でアップ)

これは初めて登壇する方や、登壇経験の少ない方が得られるメリット。
登壇に立候補するのって勇気がいるんです。普段観ている側の立場からすると登壇している人って輝いて見えているはず。その登壇する立場に勇気を出して踏み出すんです。当然度胸がレベルアップします。

2.情報収集と実践で知識と経験UP

自身がすでに持っている情報や資料のあり合わせで登壇というパターンもありますが、大半の登壇者は登壇に向けて新たに情報収集したり、登壇内容に繋げるための実践(何かを作ったり試したり)をします。その過程で知識と経験がアップします。

3.要約力がUP(知識が研ぎ澄まされる)

大抵の登壇者は登壇内容を作成する際に「内容が足りない…」ではなく「内容詰め込み過ぎた!」に陥ります。
その結果、「どこを削るべきか」「どの部分が不要なのか」という検討に入ります。そして「どの部分が重要なのか」「どの部分を視聴者に伝えるべきか」という考えに至り、結果的に資料内容のを要約=「重要なポイント」「伝えるべき重要な知識」に研ぎ澄まされていきます。

4.ドキュメント作成力がUP

登壇資料として大半の登壇者はPowerPointやGoogleスライドなどを作成します。しかも自分メモのために作成するのではなく、視聴者に見せる・伝えるために作成します。その際に「この文字では見づらいかな?」「分かりやすい図を入れようかな」「センス良く魅せたいな」という観点も入るはず。ですので当然ドキュメント作成力が上がります。

5.説明練習で知識定着

資料作成が終わったらそこで準備完了というわけではありません。登壇に慣れ過ぎている人であれば別ですが、大抵の登壇者は「資料を頭から読んでみる」「声に出して登壇の予行練習してみる」という事前練習も行います。資料作成時でも知識定着がありますが、人にしっかり説明する・説明できるようにするという過程で自身の知識としてさらに定着します。その知識が自分のものになる、ということです。

登壇時に得られるメリット

6.度胸が更にレベルUP(登壇でUP)

2度目の登場「度胸レベルUP」
登壇って緊張するんです。これはほとんどの登壇者でも同じ。
特に初めての登壇、慣れていない人の登壇であれば尚更のこと。その緊張を乗り越えた先には間違いなく度胸がレベルアップします。この度胸レベルが上がれば上がるほど様々な本番に強くなれるはず。

7.プレゼン経験値UP

登壇ってただ喋るだけ、トークするだけ。そんな風に感じている登壇者は少ないはず。いくら良い内容をまとめて良い資料を作っても、それをどうプレゼンするかで伝わり方は変わります。
笑顔で話す、真面目な顔で話す、抑揚をつける、聞きやすい声で語る、身振り手振りを付けるなど、プレゼンでの技・小技は多いです。これは頭で理解していても身に付くものではなく、実際の登壇を経るたびに経験値として蓄積されていくはず。このプレゼン経験も登壇だけじゃなく様々なシーンで役に立つはず。

登壇後に得られるメリット

8.登壇者として認知度UP&人脈構築

良い登壇・視聴者に響く話をすることができれば、その登壇内容が伝わるだけではなく登壇者自身についても視聴者側に認知されていきます。
イベントにもよりますが、Twitter投稿を推奨するイベントも多いですし、登壇資料を共有されるイベントもあれば、登壇後にアーカイブ動画が残るというパターンもあります。イベント直後の分かりやすい例でいうと、オフラインイベントの時に見かける風景「登壇者に人が群がる」が分かりやすいですね。
また、登壇する際にそのイベント主催運営側と頻繁にやり取りをしたり、他の登壇者ともコミュニケーションをとる機会が出てきます。そこで得られるのは強い仲間意識。同じイベントを作り上げる仲間であり戦友のような意識は本当に貴重です。

9.推し(登壇内容)の認知度UP

前述の「登壇者認知度が上がる」を先に書いてしまいましたが、大前提として「登壇する⇒話をする・説明する⇒その内容が伝わる」が実現されます。
大半の登壇者は「伝えたいこと・知って欲しいこと」で登壇しますが、それは自身にとっての「推し、好きなもの、興味のあるもの、取り組んでいること」という場合がほとんど。つまり登壇するということは、その布教にもつながる=推し活でもあるんです。
参考までに、IT業界で多く登壇されているちょまどさんにコミュニティってどんな場なのかを聞いた時も「オタ活」「推し活」とおっしゃってました。

10.自分自身がとにかく楽しい

最後、ひょっとしたらこれが一番のメリットかもしれません。
とにかく楽しい」このひとこと!
これは実際に経験してみないとわからないですし言葉では伝わらないですが、大変な資料作りと緊張の登壇を経た結果感じる様々な感情の中に「楽しかった!」は必ず含まれているはず。
「ふーん、楽しいから何なの?」って思っている人がいたらぜひ伝えたい。「楽しい=モチベーションアップ=様々なことのやる気に繋がる」です!
登壇した(楽しいかった)という経験をきっかけにどんどん活発的になってそれが更なる知見アップ、認知度アップ、そして希望の企業に転職!なんて例も少なくないと感じています。

以上が登壇するメリット10選です。
みなさん、登壇してみたい気持ちになりましたよね?!

最終的に楽しむことが一番大事

登壇者のみなさんに本質的なアドバイスをいくつか言わせてください。

「難しいこと」なんて考える必要ない
「楽しいこと」「好きなこと」「推したいこと」を考えれば良い

「スライドの完成度」なんて気にする必要ない
「想いをスライドにして喋って楽しむ」だけで良い

たかだか1人5分程度、しかも数人連続して繰り広げるエンターテイメントであって、難しいセミナーなんかじゃない。
「5分で如何にして学びを届けるコンテンツにするか」なんて考えるより「5分で私自身が如何に楽しむか」を考えることが大事!

最後に

ここまでのお話を、わたしMitzの想いを少し多めに込めたトークで動画にしました。ぜひご覧ください。
※コミュニティを学べる情報を発信していますので、ご興味ある方はチャンネル登録もぜひ!

また、コミュニティ運営を学ぶコミュニティも運営しています。定期的にイベントも実施していますのでご興味のある方はぜひご参加ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?