禁酒1000日超

ずっとこのタイトルで記事を書きたかったのですが、書けずに2023/01/24時点で禁酒1064日目を迎えています。
来月末で禁酒丸3年になります

最後にnoteで禁酒の記事を書いたのも禁酒590日目の1年3ヶ月も前の話。

禁酒1年くらいの記事があったので読み返してみました。

3年近く禁酒をしていると「禁酒と学習 その1」で書いてあるような身体的、精神的離脱症状はほぼないです。

禁酒1年前後の当時は「酒から抜け出さないと、その為にはとにかく目に見える成果」とかなり焦っていました。
今になって考えると禁酒の焦りをよく克服できたなと思いますが、禁酒・断酒において焦りというのはスリップの危険性がとても増すのでリラックスしてやっていれば良かったなと読み返すと思います。

2023年の正月にお屠蘇で一口だけ日本酒を飲みました。


もう禁酒して3年近くになるし、「1口くらいならなんてことはないだろう。大丈夫だろう」と飲んでみました。

飲んで15分くらいすると舌がよく回り出し、頭が痛くなり、ベッドに倒れ込みました。
また酒飲んで頭が痛くなるのは久々で毎日6時間くらい飲んでいたアル中時代がフラッシュバックしてきて、とても辛かったです。

この1口の飲酒をしたことで「なぜ今、禁酒を続けるか」という問いに対して禁酒3年目をもうすぐ迎える現段階における自分なりの解答のアップデートの旅が始まりました。

「なぜ今、禁酒を続けるか」

3日ほどペンを持って紙に書き出したり、この禁酒生活を振り返ったりしてみました。
問いに対して明確且つ端的でスマートな解答が出るように努めてみましたが、一切そんなことはなく。

「ここまでやってこられたじゃないか、飲酒を続けていたらここまで来れてなかったと思う」


とても抽象的で今までの3年近い禁酒生活を全肯定したいサンクコストにばかり目がいくような解答でした。

それがいいのかどうか分かりません。
禁酒をしていた3年間で自分は禁酒を選んだが、もし自分で酒をコントロールするという選択をして実際にうまくできたら、飲酒の場でもしかしたら良い出会いがあり、その出会いから禁酒をしている今よりもっと幸福な人生があったかもしれない言うのは否定できないと常に考えています。

ここまでとは何か?

それは飲酒をしてきた10年間(17歳〜27歳)の人生で得ることができなかった事をある程度、この3年間で得ているではないか言う事です。

大学に行けたり、数学を勉強する時間が取れたり、ギターを弾けたりと飲酒時にやりたかったと思っていた事にチャレンジできています。

それはなぜ出来ているのかと言いますとやはり禁酒によって時間とお金が浮いたからだと思います。

もしまだ禁酒をせずにお酒を3年前と同じくらい3年間飲み続けていたらどうなるか?
1日あたり飲酒に6時間と1700円を費やしていました。
それが1064日続くと

飲んでる時間が266日、掛かった飲み代が182万円です。

禁酒をしていなければ今は266日後で182万円資産が少ない状態であったと言う事です。

今日は2023年10月17日で大学にも行けず、数学も勉強できず、ギターも弾けず182万円の金が無い状態で毎日6時間と1700円を費やして酒飲むだけ。

飲酒を続けていると自分が266日後こうであったならと思うと「ここまで来れたじゃないか」と禁酒を継続している自分を励まし、今の自分自身に満足は出来ていないけれど少し自暴自棄のような感情は落ち着きます。

今日も禁酒を継続すると6時間と1700円が浮きます。

浮いたお金と時間を自分に使って、自分の才能と可能性を拡げたい

と言うのが今の禁酒の理由だと落ち着きました。

3年近く経っても酒とは日々戦いです。
頑張ります

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