禁酒3年超の現状

先月で禁酒3年を迎えることができました。
3年もやってるともうラクだろう、禁酒が日常的な物で存在すら忘れるだろうと思っていましたが、現実は違いました。

出口が見えない辛さ

2年までの禁酒の期間は自分はアルコール依存症であると分かっていましたし、認めていました。
それはやはり禁酒2年までは本当に厳しい戦いになると自分でも分かっていたからです。

グラフを引用しますので下記をご覧ください。

アルコール依存症治療ナビ.jp様より抜粋

断酒(禁酒)の鍵は2年継続できるかにあると思います。
2年間ほど禁酒ができるとそれ以降は安定しています。

このグラフを禁酒当時からかなり意識して、自分の中でゴールを”24ヶ月の断酒”と言う風に位置付けていました。

2年目以降の3年目は禁酒をする意味合いと言うのが薄まりました。
目標は何か?禁酒をして何を得たいのか?その定義付けと言うのがとても難しく未だにできていません。

人間関係の多くが酒の場で繰り広げられ、また酒に多くの役割を担ってもらってきました。

2年前の記事から抜粋をすると

・オンとオフを明確に分ける物
・睡眠導入剤
・自分を大きく見せる為のアイテム
・女性とセックスするときの口実
・自己情報を他人に開示する為の鍵
ぱっと思いつくだけでもこれだけの重大な役割をアルコールに担わせていた

禁酒による離脱症状とその対処方法

酒に担って貰ってきた、これらの物は未だに完全に何かで補完された訳ではありません。

禁酒のメリットなんかは3年も続けていると享受し過ぎて当たり前になって分からなくなってる側面があります。
確かに眠りの質は上がっただろうし、時間も有効に使えてるだろうし、お金も余裕はできます。

しかしメリットだけでは埋まらない何かがあり、それが現実的に飲酒にすぐ向かわせるかと言えば、そんな事は無いけど脆弱さが出ると言った感じです。

禁酒4年目に突入した今、もう一度禁酒をする意味と自分自身に向き合い、また飲んだ場合どういう行動を取るかと言うのを真剣に考えておく必要があると思いました。
もし次飲んだら、次は自力で積み上げられる気がしません。
近郊の心療内科、アルコール依存外来等リストアップしておく必要を感じます。

少しネガティブでもあり、課題に直面した3年目の禁酒生活でした。
それでは。


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