「わたしたちの問いを、社会につなぐ」キュレーターより想いをお届けします
こんにちは、Compathのめいこです。
先日、9月コース「わたしたちの問いを、社会につなぐ」のキュレーターである、ぶんちゃん・あきほちゃんの想いをみなさんに届けようと、2人にSNSに投稿する文章をお願いしたら、想いが溢れて過ぎている文章が届きました。
これはSNSには入りきらないけど、ぜひみなさんに全部お届けしたいと思って、急遽このnoteを書いています。
▼ 9月コースの詳細はこちら
Compathにとっても実験となる今回のコース。キュレーターの2人はどのような想いでコースをつくっているのか。ぜひ受け止めてもらえると嬉しいです。
ぶんちゃん(大滝文一)から
「わたし」から「わたしたち」へ。
社会と自分との関係性を一緒にアップデートしませんか?人生数十年生きていると、
何となくだけど、自分の大切にしたいものが
感覚的にでも分かってくる。
でも、「社会人」と言われることに違和感がなくなっても、
「社会」というものへの手ざわりって意外と少なかったりする。
「社会」と言われると急に主語が大きくなって、掴みどころがなくなってくる。
「社会を変える」なんて言葉は、勇ましいけれど、
なんだか大仰しくて、現実味がなかったりする。
でも、もし社会が自分の力じゃ変えられないほど大きく、途方もないものだとしたら、
自分が地道にがんばっていることや、取り組んでいることは、いったい何に繋がっているんだろう?
もし、小さくても少しずつ、自分の働きかけで何かが変わっているのだとしたら、
「社会」というものの、一体どこに、どうつながっているのか。
そう問われると、なんだか難しい。
Mr. Childrenの「彩り」という歌(良い曲)に、こんな歌詞がある。
そう。社会について考えたり、議論した所で、
きっと自分の「小さな庶民」としての日常は続く。
だからこそ、もっとカジュアルに、社会について話してみたい。
自分がやっている活動や仕事と、社会の接続を考えてみたい。
一緒に「社会」についての解像度を上げて、
自分たちがどんな風にその社会に関わったり、変えたり、より良くしていきたいのかを考える時間を、この秋つくります。
自分の問いと、大きな主語にも思える社会を繋げることは、一人だと大変かもしれない。
だからこそ共に対話しながら、実験しながら、つなげていく。
そんな時間を作ってみたい人と、一緒に作れたら嬉しいです◎
あきほちゃん(秋保沙央里)から
「わたしたちの問いを、社会につなぐ」
いろんな縁がつながって、留学することとなったデンマークの “フォルケホイスコーレ”。「生きるための学校」とも評されるユニークな学びの場で触れたことの一つに「わたしとわたしたち(コミュニティ/社会)がつながっている感覚」がありました。
フォルケホイスコーレの大事な要素に“デモクラシー”があると言われますが、生徒や先生・スタッフなどの立場を超えて、みんなが学校という小さな社会を構成する一員として、話し合いの場や時間を大切にしていたり、誰かの一言がきっかけで実際に学校が変化する場面を目の当たりにしたり、ここでは“わたし”も“わたしたち”も同じように大事にしているんだな、と感じました。
日本とデンマークでは、文化も人口規模も社会の仕組みも違いますが、どことなく感じているわたしと社会との距離感や諦め感を超えて、もっと「わたし」自身とも「わたしたち」の視点ともつながっていけたら…。
私は「私のちいさな問いから社会が変わる」に共感して、キュレーターとしてコースづくりに関わらせてもらっています。
9/20-23@東川町での3泊4日と、8月から始まる全3回のオンラインを組み合わせて、はじめて実施するトライアルコース「わたしたちの問いを、社会につなぐ」。
はじめての試みで、いろいろと模索しながら企画中ですが、参加する側、企画する側によらず、コースに関わるみんなで豊かな時間をつくっていけたらいいな。
ふたりの言葉に、感じるものがあったら
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もしふたりの言葉に何かを感じたら、9月コースの詳細をちらりと覗いてみてください。noteはこちら。
運営メンバーから、コースのこと、Compathのこと、モデルとするフォルケホイスコーレのこと、直接お話する「オンラインおしゃべり会(説明会)」も定期開催しているので、ぜひふらっと遊びに来てくださいね。
あなたのこと、社会のことをゆっくりお話しできると嬉しいです。