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【簡単レシピ】かけるだけで「シビ辛・焼き野菜」ができるスパイスミックス

中国は四川の調味料を売ってくれるブランド、Fly By Jingのことは、クラウドファンディングで知りました。

「食べるラー油」的なものや、餃子または万頭などにかけるソース、郫県(ピーシェン)豆板醤などを販売しています。
製造は中国で、このブランドのための特注品だそう。

カスタマーケアも丁寧だし、アメリカ国内に送られた商品を、スタッフがひと瓶ずつ手詰めしている…というブランドの姿勢そのものも好ましいのですが…。

何より美味しいので、すっかりハマってしまったのでした。

どの商品も簡単に普段の食事やスナックに取り入れられますが、ここで紹介するのは「マーラー・スパイスミックス」

これはいわゆる「シビ辛」のスパイスブレンドです。
うまみ系のパウダーが使ってあって、さらに軽く塩味がついてるから、何にでもかけて「シビ辛」を楽しめます。

わたしがよく作るのは、半日〜1日干した「半干しの野菜」をフライパンで焼いて、最後にパラパラと全体に「マーラー・スパイスミックス」をかけるものです。

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半干し野菜はほどよく水分が抜けてますから、焼いているときに水が出ることもなく、扱いやすいです。

胡麻油やアボカドオイルなど、好きなオイルを使って中火で焼き目がつくくらいにフライパンで焼いたら、皿に盛ってスパイスをかけるだけで、できあがり!

もちろんあとから好きなだけスパイスをかけて、たっぷりと「シビ辛」を堪能するのもありです。

海藻やきのこのパウダーという「うまみ成分」が入ってるから、うまみ担当の調味料は、まったく要りません。

注意点は、スパイスミックスに薄味程度の塩が入っているので、焼いた野菜には塩をかけすぎないことでしょうか。
仕上がりに結晶塩をパラパラする程度で、野菜の味をしっかり楽しめます。

焼き野菜には生の野菜を使ってもいいと思いますが、そのときは洗ったあとの水分をしっかりふきとってから、もしくは水気が出にくい野菜を選ぶのがいいんじゃないかと。

半干し野菜の歯ごたえやギュッとつまった美味しさはとっても魅力的なので、時間があればぜひ、干したものを使うのをおすすめしたいです。

とはいえ、時間はかかりません。
天気のいい日の朝に仕掛けておけば、夕ごはんのときには使えます。

洗った野菜を適当な大きさに切り、ザルに重ならないように並べたら、半日〜1日干すだけ。

干すときは日に当ててもいいし、陰干しでもいいです。
が、日に当てるほうがうまみが凝縮されますし、何よりエネルギーが高まります。

これからの寒い季節には、太陽のエネルギーを取り入れて体を温めたいものです。
外でなくても、窓越しの光で大丈夫です。風がない日なら、ぜひ戸外をおすすめしたいところです。

野菜は干すと縮んでしまうので、ちょっと大きめに切るのがいいです。
茄子、ズッキーニ、ピーマン、セロリ、きのこ類などがおすすめですが、アスパラガスやきゅうりなんかもいいかも。

硬い野菜は少し薄めに切っておくと、全体の仕上がりが均一になります。
焼くときに時間差で硬い野菜から焼いていくのも、ひとつのやり方ですね。

干しあがりの目安は、「乾燥」まで行かない程度の、「柔らかさや水分が残っているくらい」です。

密封容器で保存すれば3〜4日は冷蔵保存できますし、冷凍もできます。

野菜が半端に余ったときにサッと切って干しておくと、いろんなこと(スープ、炒めもの、煮ものなどなど)に使えるので、半干し野菜、ぜひお試しを!


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