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【SHOWS STORY】自らギフトする喜びが増した/川崎夏子

こんにちは!SHOWS STORY編集部の河田です。SHOWS STORYは、北野唯我がプロデュースするオンラインサロン「SHOWS」に所属するメンバーを紹介する企画です。

今回は、川崎夏子さんにお話をお伺いしました。川崎さんは、学生時代にインターンに精力的に取り組み、2021年4月に新卒で日本最大級のフィンテック企業に入社しました。SHOWSで学んだことを、早速自身の仕事に活かしています。

SHOWSに入った理由

北野さんが出された電子書籍『内定者への手紙』を読んだことがきっかけです。

北野さんを知ったきっかけは、インターン期間中に『転職の思考法』を読んだことです。インターン先でのイベントでも、北野さんをお見かけすることがあるなど、本を読んでからずっと気になる存在でした。

『内定者への手紙』を読んだのは、ちょうど今の会社から内定をいただいたタイミングです。内定をもらってから入社するまで2、3ヶ月しかないという状況で、『内定者への手紙』というタイトルに心が動かされ、読ませていただきました。

書かれているハウツーは、すぐに実践したくなるような素敵なものばかりでした。そして、内定者に語りかけるような温かみのある文章から、次第に「自分自身に対するお手紙なのではないか」と感じるようになりました。巻末に書かれていたSHOWSの紹介を読み、「これだ!」と思い入ろうと決意しました。

印象に残っているのが、「皆さんには体も心も壊さずに、どうか幸せに資本市場を強く生き抜いていってほしい」という言葉です。中身は、いち早く仕事で成果を出すための本ですが、読んだ全ての人に歩み寄ってくれる優しい本だなと感じました。力強くも優しい言葉たちが、「手紙」を受け取ったという気持ちにさせてくれました。感極まって自分のnoteに読んだ感想を綴りました。

ちなみに、入会してから北野さんが自分の書いたnoteを読んで感動してくれていたことを知りました。とても嬉しかったですね。

▼川崎さんのnoteです。

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SHOWSでの活動

私が主体的に関わっているのは、『内定者”への”手紙』の続きになる『内定者”からの”手紙』の制作プロジェクトです。『内定者への手紙』は合計4巻出ているのですが、『内定者からの手紙』はその5巻目にあたります。

このプロジェクトは、私を含む同年代のメンバーが企画段階から関わっています。『内定者からの手紙』のコンセプトは、実践したけど上手くいかないひとたちにアドバイスをしていくというもの。『内定者への手紙』で書かれているハウツーは、実践的で役立つものばかりなのですが、実際に実践してみると上手くいかないこともあります。人によってつまずくポイントもまちまちだからこそ、『内定者からの手紙』として内定者目線で気になるポイントを、北野さんに深堀りさせてもらい、読者の方々の実践をサポートし、結果により繋げられる状態をつくりたいのです。

こうやって北野さんと一緒にプロダクトづくりに関われることができるのは、SHOWSの魅力だと思います。同世代のメンバーだけでなく、社会人歴の長いメンバーのお力もお借りしながら、リリースに向けて動いています。

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SHOWSに入って感じたこと

SHOWSに入会し、私の予想がいい意味で裏切られたなと感じた点が二つあります。

一つ目が、SHOWSメンバーとの関わり方。
私が思っていた以上に、SHOWSのメンバーは私を暖かく迎え入れてくれました。どの場でもみなさん優しく接してくれて、非常に居心地がいいです。ここまで温かいつながりがあるとは、正直思っていませんでした。

「素敵な人の友だちは、みな、素敵である」と北野さんが言う通り、いい人の周りにはいい人が集まるんだなと感じました。素敵なメンバーと一緒に楽しいことを探していくという感覚があります。

二つ目は、SHOWSで動くプロジェクトの数。
SHOWSでは、ビジネス系・緩い系問わず、日々様々なプロジェクト・企画が進んでいます。北野さんが主体となって進むものも多いのですが、ここまで北野さんが直接関わるプロジェクトが多いとは思っていませんでした。私自身、全てに関わることは難しいですが、オープンにされている情報が多いので、必要な情報をキャッチアップしながら、無理のないペースで楽しむことができます。

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自らギフトする喜び

SHOWSに入会してから、誰かの動きを待つのではなく、「もっとこうしたらよくなるのでは」と主体的に考える意識がより強くなりました。『内定者への手紙』に関しても、自分なりの解釈を持ち、もっとよくなるためにはどうするかということを考え、北野さんと議論することがとても楽しいです。

その意識は、仕事においても変化をもたらしています。今の仕事は、カスタマーサポートです。入社したばかりではありますが、目の前だけを見て仕事するのではなく、「どうやったらお客様の満足度を高められるか」という点を強く意識するようになりました。対応の品質を向上させていくために、自分のことで手一杯になるのではなく、周囲のことも考えながら行動するように心がけています。

具体的には、カスタマーサポートの対応件数で結果を出すことができたので、自分自身が対応の幅を広げるために取り組んだことを知見として公開させていただきました。周囲に向けてポジティブな発信ができ、それを喜んでくれる方がいて嬉しかったですね。

自ら”ギフト”できたときの喜びが増したのは、SHOWSに入ってからの大きな変化です。

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SHOWSを楽しむコツ

SHOWSには、気が利くメンバーが多いと感じます。私自身も入会した直後に、SHOWSの楽しみ方を教えていただき、行動しやすくなりました。周囲に配慮できるメンバーが多いので、サポートも受けやすいです。やりたいことがある方も、挑戦しやすい環境だなと思います。

やりたいことがない方でも、自分ができることをやってみたら、意外と喜んでいただけた。なんてことも多いです。自分が気になったことをやることで、周囲に人が集まってくる。自分のことを知ってくれる人が増えれば、お声がけいただくことも増えていきます。巻き込んでくれる方も多いので、勇気を持って一歩を踏み出せば、自然と活動の幅は広がっていくと思います。

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学生時代の話

大学時代は、様々なインターンに参加しました。大学2年の時には、ライターとして記事制作や取材を経験。ただ、もっとお客様と直接話す仕事を経験したいという思いから、大学3年生のゼミが落ち着いたタイミングで休学し、大手ソフトウェア会社のインターンに参加しました。

大手ソフトウェア会社のインターンでは、営業のサポートを行っていました。その会社のサービスは、お客様の要望を踏まえてカスタマイズして納品します。自分たちで考えて作れるというところが、仕事の面白さでした。その中で要件のヒアリングからサービスの企画・設計まで、徐々にできる業務を増やしていきました。最終的には、営業としてお客様サポートを任せていただきました。

とてもステキなサービスを扱う会社でした。インターンを通じて、プロダクトづくりをやりたいという気持ちが強くなりました。世の中に大きな影響を与えるサービスづくりに関わるために、スタートアップの企業に興味を持つようになりました。

私は、常々「一生懸命働く人ってかっこいいな」と思っています。「扱っているサービスが好き」「家族を支えたい」など、理由は人それぞれだと思いますが、何かの思いのもと働いている人って本当にステキだなと感じます。ただ、仕事をする以上、楽しい事ばかりではありません。働く時間をもっと楽しめるようになるためにはどうしたらいいのかを、インターンの頃からずっと考えており、そんなサービスを扱う会社で働きたいという思いが強くなっていきました。

視野を広げるために、就活のイベントにも参加する中で、「働く人を支えたい」という私の思いとマッチしたサービスを開発しているスタートアップの企業の社長と出会いました。プロダクトが面白そうで、「働きたいです!」と代表に告げ、在学中から働けることになりました。そして、就職活動をやめました。順調に進んでいましたが、その会社で大きな挫折を味わうことになります。

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スタートアップで感じた悔しさを胸に

大手ソフトウェア会社でのインターンは、私に自信を与えてくれました。ただ、その成長が”過信”になっていることに、当時の私は気づくことができませんでした。

大手企業と比較して、スタートアップ企業というのは仕組みが整っていません。そのため、スタートアップの企業では、一人ひとりが様々な業務を兼任しなくてはならないといけないという状況でした。私も、お客様の開拓から資料作成までできることは全部やっていました。

ただ、会社の期待値に対して、当時の自分は明らかに能力が足りていませんでした。人はちょっと挑戦する環境が一番いいと言われるなかで、会社の期待値と現状の自分の能力の差があまりにも大きすぎたのです。自分の能力を過信していたことに気づいたと同時に、期待に添う活躍ができていない自分へのふがいなさに落ち込みました。

私はこの会社で働きたい。でも能力が足りてないことに悩んでいる。そのことには社長も気づいていました。社長は人に熱い方だったので、お互いが納得するまで何度も対話を重ねてくださいました。最終的に、「会社としても成長して戻ってきてくれたほうがいい」と背中を押され、悔しさを感じながらも再度就職活動を始めることにしました。

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現在の仕事内容

2021年4月に新卒で大手のフィンテック企業に入社し、現在は研修期間中で様々な部署を経験しています。今はカスタマーサポートを担当しており、次は営業に挑戦します。(2021年7月現在)

今の会社は、「本当にユーザーのためになっているのか」を真剣に考える会社です。顧客対応においてもチームワークを大切にし、何かあれば改善していこうというスタンスが常にあります。

その中で、ビジネスパーソンとしての能力を高められることに喜びを感じています。スタートアップ企業で感じた自分に足りてない能力と日々向き合いながら、社会人1年目を過ごしています。

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安心できる環境をつくりたい

私が一番やりたいことは、「人が安心できる環境をつくる」ことです。安心できる環境が整ってないと、挑戦したいという気持ちは削がれてしまいます。安心できる環境があれば、チャレンジしやすくなる。それってすごく幸せなことだし、めっちゃいいなって思うのです。

安心できる環境をつくるためには、自分自身が力を付けていかないといけません。個人ではできることに限界があるので、今の会社のサービスを通じて叶えていきたいと思います。

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最後に

SHOWSでは、日々多くのイベント・活動が行われています。最初はその数に戸惑うかもしれませんが、まずは気になったものから参加してみてください。みんなウェルカム過ぎて、もしかしたら質問攻めに合うかもしれません(笑)。もちろん覗くだけもOKです!

SHOWSには、「やりたい!」ということに共感してくれるメンバーも多いですし、チャンスも豊富です。仕事の関係で急に参加が難しくなっても、「無理しなくて大丈夫だよ!」と気遣ってくれます。自分のペースを守りながら楽しめるので、とても居心地がいいコミュニティだと思います。

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編集部あとがき

取材を通じて、川崎さんには意思の強さと行動力の両方が備わっていると感じました。

『内定者への手紙』に対しても、感想をnoteに綴ったり、友達やSHOWSメンバーを巻き込みながら『内定者への手紙』に書かれていたことを実践したりするなど、自分がやりたいと思ったことに対してまっすぐ突き進む強さを持っています。その強さに、SHOWSの多くのメンバーもいい刺激を受けていると思います。

彼女の社会人生活はまだまだ始まったばかり。彼女がどんな未来を切り開いていくのか非常に楽しみです。

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過去のSHOWS STORY(SS)

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