僕らは_文脈_を買う

僕らは「文脈」を買う

僕はここ数年の間に大きく変化したことがある。

それが、「モノを買う動機」。

例えば、服を買う時、それまで僕がやってきたことって、
①街中で服を見かけるorファッション雑誌を読む
②BEAMSやSHIPSに行って、イメージに近い服を探す
③購入

って流れだったけど、去年ぐらいから、さっぱりアパレルのセレクトショップに行くことがなくなった。


そうなった大きな理由は、「文脈」を買うことの温かみと価値を感じているからに他ならないと思う。

どういうことかというと、現在僕が身につけている服は、「EVERY DENIM」というデニムブランドであったり、「10YC」というファッションブランドであったり、仲良くしている人がプロデュースした「post amenities」のTシャツであったりする。

そのアイテムたちには、イメージできる人の想いを感じることができて、ただの服ではない感覚が僕の中にある。

EVERY DENIMは、デニム兄弟の顔がイメージできるし
10YCは下田さんの顔がイメージできるし
post amenitiesは鳥井さんの顔がイメージできる。

これまでは、ただただ服を買って消費していたのに、それが「応援」という感覚に変わっている。服を買うこと、服を着ること、それらの行為が誰かへ貢献しているという感覚を持てていることが、自分にとってのひとつの充実感に繋がっている。


今では服だけではなく、財布はdripという会社がつくった「PRESSo」と「CHIP」を使っているし、カバンと靴は #服屋三浦 という企画でオススメしてもらったものを愛用しているし、髪の毛は東京に来てずっと通い続け僕のことを何でも知っている方に切ってもらっている。それぞれ、明確に顔・雰囲気・喋り口調までイメージできるほど、関係性が近い人たちだ。

僕の身を包んでいるモノたちの多くが、僕なりの「文脈」を感じられるモノたち。だからこそ、何気なく知人に「お、それいいね」って持っているアイテムを褒められると、それぞれの魅力をしっかり伝えることができるし、その結果実際に購入してくれる人もいる。

これが本当に幸福度が高い。

好きなモノを文脈を乗せて伝えること自体がすでに幸せで、それが伝わった時はさらに最高な気分になる。


きっと、世の中にある多くのアイテムには、担当された方の想いが込められているはず。ただ、それが伝わってくることってあまりなく、そこに目を向ける人もまだまだ少ない気がする。

でも、これだけ消費され続けている今の時代だからこそ、消費しないことに価値があると思う。先ほど紹介させてもらったアイテムたちは、どれも簡単に手放すことはない。

汚れたら染める(染めサービスもやっている)し、革製品は定期的にメンテナンスする。そうやって愛でることで、また違った僕なりの「文脈」を乗せていくことができると思う。あとはシンプルに、育てている感覚でとても楽しい。だから、無駄遣いが減ったんだろうなぁとも思っている。


大事にしたいモノを大事にできること、これって何気ない自分の幸せなんだなぁと、改めて気付かされた。そして、買っては捨てのフロー型ではなく、ひとつずつ積み重なっていくストック型の感覚。この感覚もまた幸せに繋がっていると思う。


そんな「文脈」をコーディネートするイベントをやることになりました。ここに書いた話に、少しでも共感してくれたり、興味を持ってくれた方はぜひ参加してほしいです。当日は、EVERYDENIMも試着できますよ。

それでは!


●紹介したブランドたち



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コミュニティを生業とするフリーランス/「人の関係性・居場所をつくり、そこに関わるひとを幸せにする」/ Wasei Salonコミュニティマネージャー /T4TOKYOコミュニティマネージャー/渋谷をつなげる30人コミュニティマネージャー / mint / NPOグリーンズ

コメント1件

「想いを買っている」というところ、想いへの応援がとても伝わってくる文章で、素敵だなあと思いました。僕も以前、服ではないですが、雑貨のセレクトショップの店長をやっていました。仕入れに対する基準を会社や商品への「想い」に共感できるかどうかでした。素晴らしい記事をありがとうございます!
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