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コミュニティの可能性を信じ、コミュニティマネージャーとしてコミューンへ

こんにちは!コミューン編集部です。今回は、コミュニティマネージャーの高尾さんにお話を聞きました。

高尾 有沙 Arisa Takao
UXコンサルタントとしてキャリアをスタートし、その後スタートアップでマーケティング・組織開発・リクルーティングを経験。イノベーター・ジャパンでのコミュニケーションマネージャーを経て、2024年1月にコミューンへ入社。現在はコミュニティマネージャーに従事。


コミュニティマネジメントという領域に魅了されて

──これまでのキャリアを教えてください。

神奈川県出身です。中高一貫の女子校を出てから、慶應義塾大学文学部で社会学を学びました。

大学卒業後はビービットという会社に入社し、UXコンサルタントとして主にBtoC企業、金融や教育系の案件に携わりました。4年間の勤務を経て、OKANというBtoB領域のスタートアップに入社しています。OKANではマーケティング・組織開発に従事し、その後ナイルという会社に人事として入社し、採用業務を中心に研修や組織開発の業務にも携わりました。前職はイノベーター・ジャパンという会社で、コミュニケーションマネージャーとして広報から営業・マーケティング・組織開発と幅広い分野を担当していました。

──コミューンとの出会いを教えてください

私がコミュニティマネージャーという仕事に携わるきっかけとなったのは、2020年に知り合いが運営するオンラインコミュニティでコミュニティマネージャーの仕事を始めたことです。それをきっかけに、いくつか他のコミュニティの運営にも関わるようになり、コミュニティの熱量を上げ、ユーザと関わりながら成長させていくコミュニティマネージャという仕事にとてもやりがいを感じるようになりました

「本業としてもコミュニティマネージャーの仕事に携わりたい」と考え始めたときに、前職の先輩が所属していたコミューンの存在を思い出したのです。

コミューンが主催するコミュニティマネージャーが集まるイベント「コミュナイト」にも第一回の開催時から足を運んでいたり、コミューンで働いている知人に話を聞いたりしているうちに、どんどんコミューンが魅力的な会社だという印象を持つようになっていきました。

本格的に転職を検討するタイミングとなり、コミューン入社の門戸を叩くことを決めました。コミュニティマネージャーとしてのキャリアを歩む上で、コミューンは理想的な会社だと思ったからです。

「コミュニティの力」を信じる

──入社を決めたきっかけは?

まず、「コミュニティの力」を信じるという会社の理念に強く共感したことがあります。自分の人生の時間を「コミュニティ」について思考し、コミュニティを通じた価値創出や、コミュニティそのものに貢献することに賭けたいと思っていた私にはぴったりでした。自身のキャリアビジョンとコミューンの方向性が合致していたのです。

また、応募した職種は「コミュニティマネージャー」という専門職として、お客様のコミュニティに関われる点も魅力的でした。コミューンには優れたコミュニティマネージャーが多数在籍しており、学べる環境が整っているのではないかと感じると同時に、自分のこれまで培った知見を体系化する上でも、会社とシナジーを起こせるのではないかと思ったのです。

さらに、オープンでフラットな企業文化に惹かれたことも理由のひとつです。高い成果を求められるシビアさはありながらも、働き方の柔軟性が高く、仲間と一緒に仕事の成果に集中できる環境を求めていた私にぴったりだと感じました。

このように、コミューンの事業領域だけではなく、理念や価値観、働き方、などの点で強く共感し、自身の人生をより良いものにしていける、将来の自分が人生を振り返ったときに「ここにいて良かった」と思える場所だと確信したことから、入社を決意しました。

──入社前後でギャップはありましたか?

第一印象は「頭のいい人たちがいる企業」というイメージでした。有名なカスタマーサクセス界隈の人たちが入社していて、社長が外資コンサルティング出身であることから、きっと「つよつよでストイックな会社」なのだろうと思っていました。そして、コミューンはコミュニティSaaSの企業であり、コミュニティマネジメントのプロフェッショナル集団であるとも認識していました。

選考を通して、ストイックさだけではなく、「誠実さ」や「チーム一丸となること」などを重視していることを知り、個人プレーではなく、みんなでビジョンを実現しようとしている会社だということを知りました。実際に入社してみると、「コミュニティマネジメントに限らず、ユーザと会社の関係性やあらゆるステークホルダーの関係性をより良い(融け合った)ものにしよう」という視座を持って働いている方が多いことに驚きました。

また、コミュニティマネージャーという仕事に対する認識も変わりました。単なるコミュニティ運営だけではなく、コミュニティマネジメントの幅広い領域をカバーする必要があること、サービス企業向けのコミュニティ運営からイベント企画、マーケティング支援、組織内コミュニティ育成までと、柔軟に対応できる力が求められることには驚くとともに、ワクワクする気持ちになりました。

一方で、入社前の印象通り、社員同士がフラットでオープンなコミュニケーションを大切にする文化があり、個人が意見を言うことや、新しい企画に手を挙げること、違和感を持ったことでも発言することなどを通じ、仲間を尊重し合える風通しの良い環境だったことは心強く感じました。入社年次や役職に関係なく、互いにリスペクトし合える関係性は、とても幸せなことだなと感じています。

──現在の仕事内容を教えてください

現在、数社のクライアント企業でコミュニティ運営を実施しています。具体的な内容としては、コミュニティの立ち上げから実際の運営、イベント実施、クライアントやコミュニティユーザーとのコミュニケーションなどです。最近は社内コミュニティ「Marble」の立ち上げから運営にも関わらせていただき、社内外問わず、コミュニティの運営に関わっています。

──コミューンの仕事はどんなところが面白いですか

ユーザの方だけでなく、クライアントとも定期的に話す機会があることで、このコミュニティが実際誰のなんの役に立つのかを多角的に考えることが出来ることは、この職種の魅力だと思います。

また、社内コミュニティや部活動などを通じ、クライアント企業だけではなく、社内のプロジェクトにも関わりながら、会社をコミュニティとして良くしていくことに貢献できることにも喜びを感じています。

── 一方で、コミューンの仕事で難しいところはどんなところですか

複数の企業様の案件を同時に進行することの難しさが大きいと思います。時間は有限なので、やみくもに時間を使うのではなく、「いかにお客様の満足度を高めていくか?」、「どのようにコミュニティを成功に導いていけるか?」を念頭に置き、最大限の価値を出せるよう努めています。

──コミューンの好きなところを教えてください

Slackの往来がたくさんあって、みんな即レスなところです。テキストコミュニケーションが得意な私にとっては、コミュニケーションがあらゆるチャンネルで行われている事自体が新鮮で、且つ、ありがたかったです。Slackのチャンネルは、秘匿情報を含まなければほとんどのチャンネルがオープン化されているのも魅力だと思います。情報の海に溺れなければ、ここはコミュニティを愛するものにとっての天国ですね(笑)

──コミューンにはHow Commune Worksという行動指針がありますが「How Commune Works」の中にある20の行動指針のなかで、日々仕事をする中で特に意識していることはありますか?

前向き・上向き・外向き」です。

上司がよく口にしていて意識するようになりました。なにか困ったことがあったときこそ前向きに捉える、というのは、今までの自分に欠けていた観点だったと思い、意識的に取り組んでいます。外向きについては逆にこれまで意識的に取り組んできたことなので、部署や会社にも良い影響を与えられると良いなと思っています。

──これからやりたいこと・挑戦したいことを教えて下さい。

挑戦したいこととしては1つ、明確にあります。

現在はコミュニティを実際に運営していますが、ゆくゆくはコミュニティの類型を捉え、ユーザ側の視点に立って「どのようなコミュニティに参加するとよいのか」を考える指針となるようなものを打ち立てられたら良いなと思っています。そのためにも、単にコミュニティを運営するのではなく、分析的/客観的な視野を持ちながら、コミュニティ運営に関わっていきたいです。

──最後に、高尾さんがどのような方と一緒に働きたいか教えて下さい!

コミュニティの可能性を信じている方がコミューンに向いていると思います。

また、多少のハードシングスがあっても、同じ船に乗り続けられるガッツのある方、完璧ではない会社(そもそも完璧な会社はないと思っていますが)であっても、自分や周りの人がどうしたらより良い働きができるかを考えられる方も、向いていると思います。多少不器用でも、チャレンジをする姿勢を保ち続け、真摯に向き合える方といっしょに働きたいですね。


高尾さん、ありがとうございました。

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