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【アート#000後半】学び直し | 現代を生きる私たちのリベラルアーツのために

やあ!コミュリーマンです!

 「何者だ!?」

と、お感じになる方がほとんどかと思いますので、気になる方については自己紹介目的の以下3つの無料記事にお目通しいただければ幸いです^^

#001【はじめまして】コミュニケーションが苦手でも大丈夫!自分に合ったコミュニケーションと出会う場所

#002【わがままに生きたっていいじゃない】わがままに生きるってどういうこと? |コミュリーマンが考える新しいわがままの定義

#003【失業者にはなりたくない】デジタル・AI革命時代に向けての「逃走者」ってなに? |コミュリーマンが考える「失業者」ではなく「逃走者」になる方法


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先ほどUPした前回の記事同様、Stable Diffusion Onlineによって作成していただきました。「ルネサンスの音楽」をテーマに、左が14世紀後半ごろの始まりの時期、右が17世紀前半の宗教・政治的な終わりの時期を書いてもらいました。学び直しというわけではないのですが、様々な学習要素を取り入れてみている次第です。具体的には、AIの学習のためにはプロンプトも学ぶ必要があるので、過去の歴史と未来のAIを掛け合わせているような学習イメージです。


ルネサンスを学ぶ理由~古代ローマの復興~

そもそもルネサンスがフィレンツェから始まった理由は複数ありますが、なかでも古代ローマ文化の復興が挙げられると思います。フィレンツェは古代ローマの遺産が多く残る地域でした。フィレンツェの人々は古代のローマ文化や建築に興味を持ち、その遺産を再評価しました。古代ローマの文化や建築の要素を取り入れ、新たな芸術や建築のスタイルを生み出すことになりました。

前回記事でも少し触れたのですが、フィレンツェでは人文主義の思想が根付きました。人文主義者たちは古代ギリシャ・ローマの文化や哲学に注目し、古典的な知識と倫理的価値を再発見しようとしました。フィレンツェの人文主義者たちは、古代の文学や哲学の研究に取り組み、教養や知識の重要性を強調しました。

これらが相まったことにより、フィレンツェがルネサンスの中心地となりました。フィレンツェにはレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ・サンティなどの著名な芸術家が集まり、彼らの創造性や革新的なアプローチがルネサンスの芸術を形作りました。フィレンツェの富裕な市民たちはこれらの芸術家を支援し、ルネサンスの文化と知識の発展を後押ししました。その後、ルネサンスの影響はイタリア全体や他のヨーロッパ諸国にも広がっていったと考えられています^^

また、芸術と宗教についても避けて通ることはできないでしょう。ルネサンス期の芸術は宗教的なテーマにも広く関心を寄せました。キリスト教の聖書や聖人の物語が絵画や彫刻の題材として用いられ、宗教的なメッセージや信仰の表現が行われました。一方で、芸術家たちは宗教的なテーマをより人間的に表現することを試み、自然な人物像や透明感のある風景を描き出しました。

私たちが暮らす日本のビジネスシーンにおいて、欧米化がますます加速していくことは必至であると考えています。そのルーツはどこにあるのか?と問われれば、もちろん断言・名言することは難しいでしょう。だから私はアートの学び直しの立脚点として「あくまでもいったんルネサンス」と考えているに過ぎません。ですが、そのルネサンスが現在の欧米文化に強い影響を残している部分は少なくありません。まずは「そこ」から学び直していきましょう^^


ルネサンス~14世紀の重要トピック~

14世紀から始まったルネサンス期には、さらにいくつかの重要なトピックがあります。

1.科学と知識の発展 : ルネサンス期には科学と知識の分野で重要な進展がありました。ギリシャ・ローマ時代の知識が再評価され、新たな発見や学問の進展が行われました。ニコラウス・コペルニクスによる地動説の提唱や、ガリレオ・ガリレイによる天体観測の成果など、科学の発展がルネサンスの特徴となりました。

2.印刷技術の普及 : 他ももちろんそうなのですが、この技術こそゴッド・オブ・イノベーションだと思っています^^ルネサンス期には印刷技術の普及が進みました。ヨハネス・グーテンベルクによる活版印刷術の発明により、情報の普及とアクセスが容易になりました。書籍や学術文書の大量生産が可能となり、知識の拡散と学問の発展に大きな影響を与えました。

3.都市の発展と商業の拡大 : ルネサンス期には都市の発展と商業の拡大が進みました。イタリアの都市国家、特にフィレンツェやヴェネツィアなどが経済的な中心地となり、貿易や金融活動が盛んに行われました。

4.社会的・政治的変動 : ルネサンス期には社会的な変動や政治的な変革が起こりました。新たな階級の台頭や市民意識の高まりがあり、既存の身分制度に挑戦する動きが生まれました。このような変動は芸術や文化にも影響を与え、新たな表現の自由や社会的なテーマ性の探求が行われました。

これらのトピックが14世紀から始まったルネサンス期の重要な要素であり、ルネサンスの文化や芸術、学問の発展に影響を与えました。


ルネサンス~15世紀・16世紀~

14世紀と15世紀を分けるのに苦労しています^^トピックをいくつか挙げてみたいと思います。

ちなみに、メディチ家などについては前回記事にて「ルネサンス全体のトピック」として触れました。

1.ルネサンスの開花 : 15世紀はルネサンスの芸術と文化が繁栄した時期です。イタリアを中心に、フィレンツェやローマなどの都市で芸術家や学者たちが活躍し、古代ギリシャ・ローマの文化や人文主義の思想が再評価されました。(15世紀はまだルネサンス前期なので、14世紀との分け方が曖昧)

2.文学の復興 : ペトラルカやボッカチオなどの詩人や学者が、古代ローマの文学やラテン語の復興に努めました。彼らは人文主義の思想を広め、ラテン語の研究や古代文化の再評価に貢献しました。

16世紀のトピック

1.宗教改革 : なんといっても特筆すべきはこの出来事ではないでしょうか。16世紀は宗教改革の時代でした。マルティン・ルターやジャン・カルヴァンなどの宗教改革者がキリスト教教会の教義や実践に対して批判を行い、プロテスタント教派が分派していきました。

2.文化の拡散 : ルネサンスの芸術と文化は16世紀にヨーロッパ全域に広がりました。イタリアのルネサンスの影響を受けた芸術家や学者が他の地域で活躍し、新たな芸術様式や思想が生まれました。

3.科学革命の始まり : 16世紀は科学革命の始まりとしても重要な時期でした。ニコラウス・コペルニクスによる地動説の提唱や、ガリレオ・ガリレイによる地動説の実証的な研究など、新たな科学的発見や思考が登場しました。これによって、宗教と科学の関係や世界観が大きく変化しました。

4.ルネサンス人文主義の展開 : 16世紀には、人文主義の思想がより深く展開されました。人間中心の視点から人間の能力や可能性に焦点を当て、人間の知識や教育の重要性が強調されました。エラスムスやトマス・モアなどの思想家が人文主義の理念を広め、教育や社会改革に取り組みました。

5.ルネサンス建築の発展 : 16世紀にはルネサンス建築の発展が見られました。古代ローマの建築様式や古典的な要素を取り入れつつも、新たなデザインや構造技術が導入されました。建築家アンドレア・パッラーディオなどが代表的な存在であり、彼らの作品は後世の建築にも大きな影響を与えました。

6.海上交通と探検の時代 : 16世紀は大航海時代としても知られています。ヨーロッパ諸国の探検家たちは新たな海上ルートの探索や新大陸の発見に挑戦しました。クリストファー・コロンブスによるアメリカ大陸の到達や、フェルディナンド・マゼランによる世界一周航海などが代表的な成果です。この時代の探検と交易の拡大は、ヨーロッパ諸国の経済や文化の発展に大きな影響を与えました。

これらのトピックは16世紀のルネサンスの時代を特徴づける重要な要素であり、芸術、宗教、科学、思想、建築、探検など様々な分野での発展が見られました。こうして並べてみてみると、とんでもない時代(語彙)だなあと改めて感じる次第です^^


ルネサンスの終焉

正直にいって、よくわかりません。

ルネサンスの終焉は明確に定義されることはありませんが、一般的には16世紀末から17世紀初頭の時期にかけて、新たな芸術・文化運動や思想の変化が起こることにより、ルネサンスの時代は終わりを迎えたと考えられています。

宗教改革と対抗宗教運動: 16世紀に起こった宗教改革は、カトリック教会の権威を揺るがし、ヨーロッパ全体に宗教的な分裂をもたらしました。宗教改革者たちによって提起された批判や新たな教義の形成は、ルネサンス期の人文主義思想とは一線を画するものであり、ルネサンスの芸術や文化に影響を与えました。

バロックの到来: 17世紀初頭には、バロックと呼ばれる芸術様式が台頭しました。バロックはルネサンス期の人文主義や古典的な理想に対して対抗的なアプローチをとり、感情的で豪華な表現や宗教的な要素を強調しました。これにより、ルネサンス期の合理主義的な思考や古代の理想に基づく芸術からの転換が見られます。

政治・社会の変化: 16世紀から17世紀にかけて、ヨーロッパ各地で政治的な変革や社会の転換が起こりました。国家の中央集権化や絶対主義の台頭、商業の発展、植民地帝国の形成などが進行しました。これらの変化は、芸術や文化にも影響を与え、ルネサンス期の特有の精神やイデオロギーが変容していきました。

このような背景から、16世紀末から17世紀初頭の時期をルネサンスの終焉とする見解が一般的です。ただし、ルネサンスの思想や芸術の影響はその後の時代にも継続し、さまざまな形で継承されました。


最後に

学び直しの最初の整理として本記事を執筆していますが、「整理はされたけど、ぼんやりしている」というのが率直な所感です^^

まあしかし構いません。

ここから広く深く学び直していきましょう。


それでは、また次回です。

コミュ力上げて、モチベを上げよう!
それが、本当になりたい自分になる第一歩です!

ありがとうございました!^^


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